■メイン写真
船窪小屋前から見たモルゲンロートの立山連峰
■今回のコース
20日 大町駅⇒七倉駐車場(駐車)→七倉山荘[泊]
21日 七倉山荘→船窪小屋[泊]
22日 船窪小屋→船窪乗越→船窪岳→不動岳→南沢岳→山頂分岐→
烏帽子岳→山頂分岐→烏帽子小屋[泊]
23日 烏帽子小屋→2208m三角点→ブナ立尾根登山口→高瀬ダム⇒
(タクシー)⇒七倉駐車場(車を回収)⇒七倉温泉(入浴)
船窪小屋での目ざめはさわやかだった。
朝日と雲海。息を飲む美しさ。
左から前穂高岳、北穂高岳、槍ヶ岳。
まずはちょっとだけ脱線して、七倉岳の山頂に寄る。
ダケカンバの異様な枝ぶりが印象的。
針ノ木谷への分岐である船窪乗越を経て、船窪岳に到着。
ピークらしからぬ場所だ。
船窪岳から南側に目をやると、高瀬ダムが見えた。
後に燕岳、大天井ヶ岳、東鎌尾根から槍ヶ岳。
ここからは、ハシゴやフィックスワイヤーが続く難路をたどる。
ザレザレの風化花崗岩のヤセ尾根。なかなかのスリル。
逆コースをたどる方が、多分難しいと思う。
船窪岳第2ピーク。ここまでで、結構体力を使った。
西に延びていた稜線は、不動岳への激下りを経て、やがて南に向く。
西に黒部湖が見下ろせる。バックに立山連峰と劔岳。
なんと贅沢な眺めであろうか。
300mほど登り返し、ちょっとした岩登りチックなポイントを経て、
不動岳の山頂に立つ。
すばらしいパノラマが続く道。
南沢乗越まで200mまで下り、また同じくらい登り返す。
アップダウンの連続に揺さぶられ、かなりしんどい。
南沢岳のピークに着いた。
広い山頂部、360度の眺望。
もっと知られていてもおかしくない山だと思った。
南沢岳を下り始めると、前方に特異な岩峰を抱く烏帽子岳が見える。
その東側には高層湿原がいくつもある。烏帽子四十八池と呼ばれている。
この光景には若手のJTクンも感激していた。
高層湿原好きのY井氏は、その一つ一つをカメラに収めていた。
縦走路は烏帽子岳の東側を巻いている。
この分岐で荷物をデポし、山頂の尖った岩をめざす。
花崗岩の岩をほとんどクライミング状態で攀じ登り山頂に立つ。
さらに岩の上へは1人ずつしか行けない。
登山者が順に登るので、えらい時間がかかった。
JTクン、岩の上で彼方を見やる。
40代ばかりのメンバー中、唯一の20代。彼は何を思う…
南烏帽子岳。別名ニセ烏帽子岳。
10時間10分かかり、烏帽子小屋に到着。いやー疲れた。
七倉岳に寄ったり、烏帽子岳でかなりの待ち時間を割かれたことを
考えると、全体としては快調なペースで歩き切ったことになる。
夕景。結構、寒かった。明日も晴れそうである。
小屋では1つの仕切りが我々のパーティに割り振られた。
事実上の個室であり、1人1畳のスペースで広々と眠ることができた。
(つづく)
船窪小屋前から見たモルゲンロートの立山連峰
■今回のコース
20日 大町駅⇒七倉駐車場(駐車)→七倉山荘[泊]
21日 七倉山荘→船窪小屋[泊]
22日 船窪小屋→船窪乗越→船窪岳→不動岳→南沢岳→山頂分岐→
烏帽子岳→山頂分岐→烏帽子小屋[泊]
23日 烏帽子小屋→2208m三角点→ブナ立尾根登山口→高瀬ダム⇒
(タクシー)⇒七倉駐車場(車を回収)⇒七倉温泉(入浴)
船窪小屋での目ざめはさわやかだった。
朝日と雲海。息を飲む美しさ。
左から前穂高岳、北穂高岳、槍ヶ岳。
まずはちょっとだけ脱線して、七倉岳の山頂に寄る。
ダケカンバの異様な枝ぶりが印象的。
針ノ木谷への分岐である船窪乗越を経て、船窪岳に到着。
ピークらしからぬ場所だ。
船窪岳から南側に目をやると、高瀬ダムが見えた。
後に燕岳、大天井ヶ岳、東鎌尾根から槍ヶ岳。
ここからは、ハシゴやフィックスワイヤーが続く難路をたどる。
ザレザレの風化花崗岩のヤセ尾根。なかなかのスリル。
逆コースをたどる方が、多分難しいと思う。
船窪岳第2ピーク。ここまでで、結構体力を使った。
西に延びていた稜線は、不動岳への激下りを経て、やがて南に向く。
西に黒部湖が見下ろせる。バックに立山連峰と劔岳。
なんと贅沢な眺めであろうか。
300mほど登り返し、ちょっとした岩登りチックなポイントを経て、
不動岳の山頂に立つ。
すばらしいパノラマが続く道。
南沢乗越まで200mまで下り、また同じくらい登り返す。
アップダウンの連続に揺さぶられ、かなりしんどい。
南沢岳のピークに着いた。
広い山頂部、360度の眺望。
もっと知られていてもおかしくない山だと思った。
南沢岳を下り始めると、前方に特異な岩峰を抱く烏帽子岳が見える。
その東側には高層湿原がいくつもある。烏帽子四十八池と呼ばれている。
この光景には若手のJTクンも感激していた。
高層湿原好きのY井氏は、その一つ一つをカメラに収めていた。
縦走路は烏帽子岳の東側を巻いている。
この分岐で荷物をデポし、山頂の尖った岩をめざす。
花崗岩の岩をほとんどクライミング状態で攀じ登り山頂に立つ。
さらに岩の上へは1人ずつしか行けない。
登山者が順に登るので、えらい時間がかかった。
JTクン、岩の上で彼方を見やる。
40代ばかりのメンバー中、唯一の20代。彼は何を思う…
南烏帽子岳。別名ニセ烏帽子岳。
10時間10分かかり、烏帽子小屋に到着。いやー疲れた。
七倉岳に寄ったり、烏帽子岳でかなりの待ち時間を割かれたことを
考えると、全体としては快調なペースで歩き切ったことになる。
夕景。結構、寒かった。明日も晴れそうである。
小屋では1つの仕切りが我々のパーティに割り振られた。
事実上の個室であり、1人1畳のスペースで広々と眠ることができた。
(つづく)