Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年4月29日(月) 三ツ峠山へ、同級生と富士山を見る山旅のはずが…!

2019年05月05日 | 山登りの記録
■メイン写真
深い霧に包まれてしまった三ツ峠山(開運山)。あー残念。。。


■今回のコース
民宿「永和」→河口湖駅⇒(富士急山梨バス)⇒三ツ峠登山口→展望ベンチ→三ツ峠山荘→
四季楽園→開運山→御巣鷹山→天狗岩→木無山分岐→霜山→天上山(巻く)→富士見台駅⇒
(富士山パノラマロープウェイ)⇒河口湖畔駅⇒河口湖駅→民宿「永和」


高校時代の同級生と三ツ峠山へ。
秋に計画している北アルプス登山の予行である。
関西/関東在住組が落ち合う先として、ちょっと関東寄りではあるが
富士山を観たい欲望が勝って、この山となった。



新東名を飛ばして、河口湖へ向かう。おおー、富士山が見えてきた!
富士急行河口湖駅から徒歩5分にある、料理が評判の民宿に前泊。



メンバー間では、久しぶりに会う顔も、初対面の顔もある。
卒業して30余年、学年は12クラスもあったから、これは当然だ。
前祝いの宴会では、昔の話で盛り上がる。



翌朝。残念ながら分厚い雲に覆われてしまった。雨の懸念も。
1便しか運行されないバスで三ツ峠登山口へ。
まずは舗装林道を行く。駐車スペースと公衆トイレがある登山道入り口からは
未舗装になるが、荷上げ用のジープが通うのだろう、道幅は車幅を確保してある。



急坂をしのぐと、展望ベンチに着くが、霧の中。
この先の尾根道は足下がぬかるんでドロドロ。歩きにくいなぁ。



メンバーの強いモチベーションもあって、案外すんなりと三ツ峠山荘に到着。
小屋の中から吠え声が聞こえる。黒い甲斐犬が尾を振っていた。



方位盤がある展望地も真っ白。富士の絶景はおあずけ。残念!



四季楽園のデッキでランチタイム。
山荘の前で、熱~いおでんとフランクフルトを販売していた。
それぞれ昼食は持参していたが、思わず買ってしまう。



一瞬、霧が晴れ、屏風岩と三ツ峠最高点の開運山が見えた。
みんなトイレに行ったりしている間だったので、これを見ることができたのは
私とBちゃんだけだった。



食後、新しく整備された階段道をたどって、電波塔が林立する開運山へ。
三ツ峠には、開運山、御巣鷹山、木無山の3つのピークがある。
三角点に、みんなで記念のタッチ!
冷たい風が吹き抜けるので、長居はせずに先へ。



2つ目のピーク、御巣鷹山にも寄ってみた。
ここも山頂には電波塔が建つ。フェンスをぐるっと周回すると、私製の山名プレートが
かかっていた。



南西方向にトラバースする泥道をとり、公衆トイレ前を通過。
この日は凍結のため、トイレは使用禁止となっていた。



相変わらずのぬかるみ。歩けるところを選んで進む。
三ツ峠山荘手前の分岐に戻り、天上山へ続く尾根道に入る。
ドロドロの道から解放だ!



天狗岩。ロッククライミングの終了点がいっぱい打ち込まれていた。
霧で高度感がマヒする中、勇気を出して「タイタニックポーズ」をとるSさん。



このあたりはカラマツが多い。秋はさぞかし美しいことだろう。
木無山分岐点では、母ノ白滝へのルートと分かれる。
こちらは南へ延々と続く尾根を行く。
ちなみに木無山の最高点とおぼしきあたりは、植生保護の柵に囲まれ入れない。



あまり見かけないスミレ。エイザンスミレだろうか。



送電線鉄塔下からは、河口湖が一望できた。
いつの間にか霧が晴れている。いや、霧のないところまで標高を下げてきたのだ。



富士急ハイランドも見えた。



ミツバツツジ。たくさん咲いていた。



新倉山分岐にあったメギの木。細かい葉に、トゲトゲの枝。
植物、特にその薬効成分に詳しいOさんにいろいろ教えてもらう。



下山路の途中にある霜山の三角点。



西川新倉林道を横断し、いよいよ下りてきたと実感し始めたと思ったら、
1151mに登り返さなくてはいけない。心が折れそう!



ヒトリシズカ。京阪神近郊の山よりも春の到来が遅い。



ベニバナノツクバネウツギかな?
(カタカナが長くってわかりにくいな。漢字では「紅花衝羽根空木」ううむ…)



ロープウェイの最終便の時間が気になっていたので、天上山は巻いて、
そのままロープウェイの富士見台駅へ。
カチカチ山の童話で知られる山で、キャラクターと一緒に記念写真。
みんなお疲れ様。よく歩きました!



ロープウェイのゴンドラにもウサギが乗っていた!
終発間近のロープウェイでは、総武線並みにギューギューに押し込まれた。

メンバーのうち3名は、この日のうちに東京方面に戻る。
あとの面々は民宿で連泊。民宿のおやじさんが「三ツ峠から天上山のルートは
遠いでしょ」とねぎらってくれた。心地よい疲れの中で連日の酒宴。
楽しい時間は瞬く間に過ぎていった。


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