5日ほど前、
『平成男子図鑑』(著:深澤真紀 日経BP社)の
内容についてとりあげたが、
今日は同じ本に載っている「セクシー男子」について
少し語ってみたいと思う。
ちなみに「セクシー男子」は、こちらのサイトでは
「ちょいワル男子」として紹介されている。
しかしいずれにしろ彼らは、オシャレをするかたちで
努力してセクシーさを手に入れ、その上で
モテたら最高、と考えているらしい。
セクシーであることが(少なくとも男子の間で)
良しとされる背景は、一体どんなものなのだろうか。
(本に書かれているように男子がオシャレを楽しむように
なっただけでなく)、ソツが無さすぎると
つまらないと思われたり下手するとねたまれるから、
「セクシー」というかたちで「ちょいワル」になってみる、
という心理が背景なのだろうか。
同本の「セクシー男子」の項では、
彼らのカリスマとして男性誌「LEON」のモデルである
パンツェッタ・ジローラモさんがとりあげられていた。
ジローラモさんについては、
彼が奥さんと喧嘩した翌日の帰宅時に、
なんの予告もしないで、バラの花束を奥さんに
プレゼントしたら仲直りすることができた、という
エピソードが、個人的にはとても印象的だった。
突然のトラブルに対して
とっさにそのような機転を利かすという能力など、
1日2日で体得できるものではない。
特に比較的人生経験の浅いセクシー男子なら、
ひとたび同じ状況に置かれてしまうと
「カッコよく機転を利かす」心の余裕など
たちまち無くなってしまう事だろう。
真性のセクシーは一日にして成らずという訳だが、
今のセクシー男子には(見た目のセクシーだけでは
なくて)是非こうした能力も少しずつ
身につけていってほしいと思うし、
(かくいう私は女を捨てているけれど・・・)
例の男性誌も、
あんな風にカッコよく機転を利かせることができる
ジローラモさんの内面にもっと迫ったほうがいいと
感じるのである。(独りよがりな考えだから
「そうすれば絶対売れる」という確信はないけど・・・)
こんなふうに語ったら、なんだか「オシャレ」も
「ちょいワル」も「カッコいい」も、
だんだん「セクシー」と同義のように思えてきて、
セクシーとはそもそも一体何だったのか、
分からなくなってきた。
個人的にはオシャレなどしなくても、
ワイシャツの間から鎖骨とか胸板がチラリするだけで
充分セクシーに見えると思えるのであるが・・・
(例えば、「ベルばら」のアランのように。)
『平成男子図鑑』(著:深澤真紀 日経BP社)の
内容についてとりあげたが、
今日は同じ本に載っている「セクシー男子」について
少し語ってみたいと思う。
ちなみに「セクシー男子」は、こちらのサイトでは
「ちょいワル男子」として紹介されている。
しかしいずれにしろ彼らは、オシャレをするかたちで
努力してセクシーさを手に入れ、その上で
モテたら最高、と考えているらしい。
セクシーであることが(少なくとも男子の間で)
良しとされる背景は、一体どんなものなのだろうか。
(本に書かれているように男子がオシャレを楽しむように
なっただけでなく)、ソツが無さすぎると
つまらないと思われたり下手するとねたまれるから、
「セクシー」というかたちで「ちょいワル」になってみる、
という心理が背景なのだろうか。
同本の「セクシー男子」の項では、
彼らのカリスマとして男性誌「LEON」のモデルである
パンツェッタ・ジローラモさんがとりあげられていた。
ジローラモさんについては、
彼が奥さんと喧嘩した翌日の帰宅時に、
なんの予告もしないで、バラの花束を奥さんに
プレゼントしたら仲直りすることができた、という
エピソードが、個人的にはとても印象的だった。
突然のトラブルに対して
とっさにそのような機転を利かすという能力など、
1日2日で体得できるものではない。
特に比較的人生経験の浅いセクシー男子なら、
ひとたび同じ状況に置かれてしまうと
「カッコよく機転を利かす」心の余裕など
たちまち無くなってしまう事だろう。
真性のセクシーは一日にして成らずという訳だが、
今のセクシー男子には(見た目のセクシーだけでは
なくて)是非こうした能力も少しずつ
身につけていってほしいと思うし、
(かくいう私は女を捨てているけれど・・・)
例の男性誌も、
あんな風にカッコよく機転を利かせることができる
ジローラモさんの内面にもっと迫ったほうがいいと
感じるのである。(独りよがりな考えだから
「そうすれば絶対売れる」という確信はないけど・・・)
こんなふうに語ったら、なんだか「オシャレ」も
「ちょいワル」も「カッコいい」も、
だんだん「セクシー」と同義のように思えてきて、
セクシーとはそもそも一体何だったのか、
分からなくなってきた。
個人的にはオシャレなどしなくても、
ワイシャツの間から鎖骨とか胸板がチラリするだけで
充分セクシーに見えると思えるのであるが・・・
(例えば、「ベルばら」のアランのように。)