今朝は、足利尊氏という14世紀の武将の夢を見た。
この夢は史実とは一切関係ないフィクションなのだが
内容が衝撃的だったので少し記事に記しておきたい。
足利尊氏の館に、身分を隠した一人の武士が
客人として訪れていた。
尊氏は表向きはこの客人を歓迎すべく酒宴を開き、
夜になって宴もたけなわになっていた。
そのとき、尊氏に命じられてその客人の素性を
探っていたスパイが、宴席を離れていた尊氏に
何やら耳打ちをした。
すると尊氏はそれまでの顔色を変え、
そばにいた尊氏の弟らしき男に
「アイツをやれ(=客人を殺せ)」と命じた・・・!
その客人は一見そう見えないが
実はたいそう身分が高いらしく、それが
生かしてはおけないという尊氏の判断につながった
ようである。
ところが、この弟は客人を暗殺する勇気が出せず
ついにはパニックになって発狂してしまう。
別室にいた尊氏はこれを知ると、
客人に聞こえてしまいそうなくらいの大声で言った:
「ええい、この役立たず!お前ができぬというなら、
このワシがやるまでじゃ!!」
尊氏は、太刀をつかんで宴席に向かおうとする。
するとそこに、尊氏の奥方らしき女性が
突然現れて言った。
「私がやります!!」
奥方は武芸を一切知らず、普段着のままであったが、
懐にあった小刀を振りあげると客人に向かって突進し
まるで半狂乱になったように
客人をメッタ刺しにしてしまった・・・!
周りにいた武士たちは、みな呆気にとられていた。
――この夢は、ここで終止符がうたれた。
人殺しが日常的な時代の武家の名門のことだから、
尊氏の弟が発狂までしてしまうのは不可解だと思う。
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この夢は史実とは一切関係ないフィクションなのだが
内容が衝撃的だったので少し記事に記しておきたい。
足利尊氏の館に、身分を隠した一人の武士が
客人として訪れていた。
尊氏は表向きはこの客人を歓迎すべく酒宴を開き、
夜になって宴もたけなわになっていた。
そのとき、尊氏に命じられてその客人の素性を
探っていたスパイが、宴席を離れていた尊氏に
何やら耳打ちをした。
すると尊氏はそれまでの顔色を変え、
そばにいた尊氏の弟らしき男に
「アイツをやれ(=客人を殺せ)」と命じた・・・!
その客人は一見そう見えないが
実はたいそう身分が高いらしく、それが
生かしてはおけないという尊氏の判断につながった
ようである。
ところが、この弟は客人を暗殺する勇気が出せず
ついにはパニックになって発狂してしまう。
別室にいた尊氏はこれを知ると、
客人に聞こえてしまいそうなくらいの大声で言った:
「ええい、この役立たず!お前ができぬというなら、
このワシがやるまでじゃ!!」
尊氏は、太刀をつかんで宴席に向かおうとする。
するとそこに、尊氏の奥方らしき女性が
突然現れて言った。
「私がやります!!」
奥方は武芸を一切知らず、普段着のままであったが、
懐にあった小刀を振りあげると客人に向かって突進し
まるで半狂乱になったように
客人をメッタ刺しにしてしまった・・・!
周りにいた武士たちは、みな呆気にとられていた。
――この夢は、ここで終止符がうたれた。
人殺しが日常的な時代の武家の名門のことだから、
尊氏の弟が発狂までしてしまうのは不可解だと思う。
