黒い瞳のジプシー生活

生来のさすらい者と思われた私もまさかの定住。。。

やっぱり読まれた

2007-12-09 21:58:28 | 思索系
毎週恒例、大河ドラマの話。
今日は、第4次川中島の戦いの前半までであった。
前の川中島の戦いでも、勘助の戦術は
宇佐美という上杉家の参謀に読まれていたが、
今回も勘助の戦術は読まれてしまったようだ。
こんな事言っても全く面白くはないが、
海津城を建てる際に、勘助は婿殿の意見
(対上杉戦に関するシビアな慎重論)を
もっと尊重すれば良かったのだった。

勘助は、まだ戦いが終わっていないにも関わらず
戦術が読まれて裏目に出た時点で
既に「自分は負けたのだ」という気分になり、
悔しさのあまり「自分の主君を守る」という使命を
一瞬忘れたのだろう、
信玄に「どうしたらいいのだ!」と叱られても
すぐに答えられなかった。
勘助がそうなるのも無理はないと思う。

ただ、たとえ使命を思い出すことができても、
今回の戦いはもはや
一度戦術を読まれてしまった悔しさを晴らす
機会にはならない。
勘助は、その悔しさを一体どうするのだろうか。