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これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

和裁のお稽古 事始め … 浴衣の完成(職業仕立ての世界)

2009-07-09 | 着物
最初の浴衣は お稽古に行き始めて 二か月ほどで、仕上がりました。

私にとっては 二か月もかかってしまったという思いでした。

しかし それは 私が通い始めたお教室では、かなり早い方で、仕上がった時に、先生に

「今までに縫ったことあるのでしょ。」と尋ねられました。

もちろん、私は 
「はい 浴衣は縫ったことがあります。」と 答えましたが、それ以上のことは詳しく話せませんでした

私はまず 自分がどんな仕事をしているのか、よほど親しい間柄でなければ 言えません。

これは この職業の者にしか 決してわからない理解し合えない胸の内なのですが。

この屈折した胸の内については また別の機会に触れたいと思います。


そんなちょっと複雑な胸の内もあり、そして 最初の浴衣は 鯨尺による仕立てだったり 職業仕立てだったりと 

いろいろと初経験も多かったこともあり、自分の寸法は ほぼ 先生の言われた通りに仕立てました。


そして 身長 165㎝ 体重 53kg前後 の手足?の私には この寸法が納得できずに 

二枚目のお稽古で いろいろと言い張り、調べたり 多方面に相談したりとすることになったのです。


そこで 今 使っている寸法と 最初の浴衣の寸法を比較してみようと思います。

各寸法箇所 初めての浴衣 現在の寸法
1尺7寸3分1尺7寸8分
袖幅8寸8分9寸
袖丈1尺2寸1尺3寸
肩幅8寸5分8寸8分
後ろ幅8寸7寸8分
前幅6寸5分6寸~6寸2分
合褄幅4寸3寸7分
衽下がり5寸5分6寸
褄下2尺2尺2寸
抱き幅6寸5寸3分
衽衿付け寸法1尺7寸1尺6寸3分


身幅が広く、裄が短く仕立て上がっていることが わかると思います。

浴衣だから まぁ いいかなと 自分に納得させていましたが、

袷の着物では これでは 自分の体形を考えた寸法ではちょっと違うじゃない という思いでした。

でも 寸法以外では 今でもほとんど 教室で最初に習った仕立て方が 気に入って

同じような仕立て方をしています。
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