またまた洪水関連の話題。

2011-07-29 16:23:25 | ニュージーランド雑記
こちらハミルトン@ニュージーランドからお届けするひつじのブログです。

やったーーーーーーー!!!!

ついに、ついに長年のトラブルの原因だった「隣のばばあ」洪水問題を永久的に解決した!  というお話。

ながーーーーーーーくなるので、経緯はここで書きませんが

http://blog.goo.ne.jp/dancing_sheep/s/%B9%BF%BF%E5

上のリンクをクリックしてもらうと過去記事が新しい順にでてきますんで・・・

読み終わったらこちらへ帰ってきてくださいませ。

一時はドラが設置した排水溝が功を奏したかと思いきや、連日豪雨が続くとボアという庭の大きな排水穴のキャパがいっぱいになり洪水になってしまっていました。

でがっかりしていたところへテレビ局からも追いかけられ・・・・・

そのあたりから、ドラも私も堪忍袋の緒が切れはじめ、

その間にも、例のおばばは市役所へ文句を言うこと(うちの文句です)数回。
(↑市役所の人もおばばの文句には辟易している)

ぷっちーーん。

ハミルトン市へ許可を申請して市の管理するストームウォータシステムへ繋げてもらう手続きをすることにしたんです。


ストームウォーターシステムというのは雨水専用の排水施設のことで、庭や道路へ降った雨が専用の排水溝を通ってハミルトンの場合はワイカト川へ流れます。

逆に家庭から出た下水は処理施設へ送られる別のパイプを使います。


「堪忍袋の緒が切れ」たのに、なぜおばばの言うなりにドラと私が工賃100%負担して工事に踏み切ったのかという根本的な理由についてはまた後々書かせていただきますが・・・・

どのみち洪水になると車に乗るために長靴を履かないと車のドアまで足を水に浸けることなく到達できない、という私も非常に不便な思いをするので、将来的にも直しておいたほうが得策というわけで。

費用の方は許可申請料と、メインのパイプを市の排水溝(マンホール)へ繋げてもらう工賃合わせて約1400ドル。

庭の排水溝から境界線までのパイプを敷いたのはドラ。

これも本当は業者さんに頼まないといけないらしいのだけれど、ドラがもともとプラマー(水道鉛管工)で水関係に詳しいこともあって、特別に?(かどうかは知らないけれど)自分で工事していいよ、と許可がでまして。

ここまでが市役所の仕事。写真は市役所のホームページから。

マンホールはオババではない違うお隣の敷地のが一番近く、敷地内で工事をさせてもらう許可を大家さんに得ていました。

で、ドラは普段は忘れものばかりしている「ぱなし」夫ですが、こういう時になるとがぜん能力を発揮。

得意技は穴掘り。

放っておくとどんどん穴を掘って、以前私の実家で父が落ち葉を埋める穴を頼んだら、人間がすっぽり入れるくらい大きな穴を掘ってしまい「泥棒用の落とし穴を掘っちゃったねー」と笑ったことも。

だから市の工事の人たちがきた時スムースに仕事がはかどるよう、事前にマンホールの側面が剥き出しになるまで深い穴を掘っておくという「気配り」も忘れませんでした(ちなみに穴掘りが通常より時間がかかった場合は超過分時給で取られるということで、それはイヤだ理由があったからではありますが(笑))。

各排水溝(ピット)は高低を計算して配置。水がスムースに流れるようにしてあります。

仕上げはコンクリートで排水溝の周りを整備。

水道水を使ったテストでは水が気持ちよいほどザーザーとはけて、やっぱりストームウォーターのキャパはすごいと感心せざるを得ず。

でも私としてはやはり実際の雨で果たして本当に効果がある工事だったのかどうか見たいわけですよ。


・・・が残念なことに(笑)しばらくずっと晴天の天気予報となっています。やれやれ・・・

新しく設けた排水溝

隣との塀をはずすとマンホールが見えます。

最初に設置した排水溝


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