子宮頚がん予防ワクチンが全国的に品不足になり、入荷しなくなりました。
在庫がなくなり次第、接種を一時中止します。
8月から入荷が再開される見込みです。
当院で1回目を受けられた方の2回目の分は確保してありますのでご安心下さい。
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子宮頸がんワクチン不足 無料接種で需要急増、生産追いつかず |
【産経新聞 3月7日(月)】
子宮頸(けい)がんを予防するワクチンの供給が全国規模で不足している。厚生労働省が7日、発表した。ワクチン接種の全額公費負担が昨年11月に始まってから、需要が急増し、製造が追いつかなくなったためだ。
厚労省では、安定供給が行われるまでは、新規の接種を控えるよう全国の自治体や医療機関に求める通知を出した。製造元のグラクソ・スミスクライン(GSK)によると、安定供給は7月末から8月ごろになる見通し。
同ワクチンは昨年11月から来年度まで、中学1年~高校1年の女子を対象に、接種費用の約5万円を公費で全額負担することが決定している。
需要の大幅な増加が見込まれたため、GSKも前年の4倍以上となる400万回分を今年1年間で製造する計画を立てたが、今年1、2月だけで100万回分近い需要があり、製造が追いつかなくなったという。
同ワクチンは計3回の接種が必要で、1回目の接種後、半年以内に残り2回の接種をする必要がある。そのため、厚労省は今後、1回目の接種を終えた人を優先して、ワクチンの供給を行うという。
現在高校1年の人が無料で接種を受けるには、年度内に1回目の接種を行う必要があった。しかし、これらの人については、安定供給が再開されるまでは来年度でも公費助成を続ける。
国の試算では、接種対象者は約230万人。摂取率は85%と予想しており、ワクチンは計約600万回分が必要となる。国もGSKも「年間を通しての供給量としては十分確保できる」と説明している。
供給不足が生じたことについて、厚労省は「しばらくご迷惑をおかけするが、できるだけ早く接種できるようにしたい」とコメント。GSKは「1、2月に予想を超える需要が生じた。供給不足はわれわれの責任で大変申し訳ない」と謝罪している。
子宮頸がんは、年間約8500人が発症し、約2500人が死亡する女性特有のがん。中1~高1でワクチン接種すれば、50~70%の確率で予防できるとされている。
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高校2年生相当の女子も助成の対象に
子宮頚がん予防ワクチンの不足を受け、仙台市では、「平成23年度に限り、、高校2年生相当の女子も助成の対象にする」ことを決定しました。 従って現在高校1年生の方も8月以降無料で受けることができるようになりました。
3月8日現在、当院での新規受付可能枠は6名です。
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