ロードバイクにあんまり余計なものはつけたくないものです。重くなるし、なにより見た目もよろしくない。ですが決して広々とはしていない日本の道を自動車やオートバイに混じって走ろうと思ったら、やはり安全装備は無視できません。ヘルメット(結構被ってないロードバイクユーザーは多い)、前後のライトは当然として、バックミラーも、あればより安心して走れるものです。僕が愛用しているのは「Blackburn(ブラックバーン)」社の『ロードミラー』という商品(1800円くらい)。その名のとおりドロップバー専用のバックミラーです。
シフトレバーの根元にかませて幅広のベルクロで固定するというシンプルなもの。ですが樹脂ではなくガラス製の鏡が使用されていて、はっきりと大きく後方を確認することができます。もちろん実際に振り向いて確認することは大切なんですが、高速走行していると逆に振り向いている瞬間が危険とも言えます。このミラーのおかげで随分余裕を持って走ることが可能になりました。当然右側のレバーだけ太くなってしまいますが、握りづらいというほどではなく、慣れてしまえば気にはなりません。ただなかなか店頭で見ることはなく、僕もネット通販で手に入れました。
で、むしろポピュラーなのは、こちらでしょう
「ゼファール社」の『スパイミラー』。僕も試してみることにしました。『ロードミラー』はデキは良いのですが横への張り出しが大きい。まあ実際に接触したりすることはありませんけれど、慣れないと気にはなりますね。この『スパイミラー』は大変コンパクトなので全く気にはなりません。ナイスガイがビミョーにゆがんで見えるのはプラスチックの曲面鏡だからです。たぶん。では実際に装着して較べてみましょう。
横への張り出し量はこんなに違います。さらに『スパイミラー』の場合、ハンドルの内側へ取り付けることもできるので、その場合は全く張り出さないということになります。ただいかに言ってもミラーの大きさが違うので確認のしやすさは『ロードミラー』の圧勝。
次に実際にハンドルを掴んでみます。
通常のポジション。このアングルからだと『スパイミラー』は腕に隠れちゃいました。実際には腕の内側から確認することはできますが、『ロードミラー』にくらべると視線移動は大きくなります。
下ハンを持った状態。このアングルからだと『スパイミラー』がちょこっと見えますが、実際にはもっと見えにくく感じました。それに手が当たってミラーの角度もずれてしまうので、上ハン専用と割り切るべきでしょう。
というわけで使えればアンちゃんに取り付けようと思って買った『スパイミラー』なんですがどうやらお蔵入りしそうです。もちろんあくまで「僕にとって」、というお話でありまして、たとえばコンパクトさを第一に考える人にとっては『スパイミラー』がいい、ということになります。
週末自転車屋めぐりをします
足が邪魔になったりいろんなところが邪魔になって後方をミラーで確認するには一苦労でした。
ということですぐにお蔵入りです。
後方確認ですがやっぱり見るとふらつくときがあるので危ないですが基本的には目視が1番大事ですのでもちろんやります。
大先生が使っているミラーは実用性があるのでいいですね!!