チューブラ輪日記

プライベートにお仕事
カープに自転車などあれやこれや。

ツール・ド・ちりめん丼

2009-09-20 16:59:02 | サイクリング

 


本日はケンタ君を除くTEAM KENTA4人で呉→倉橋→江田島のおよそ110キロを楽しんでまいりました。


まず午前9時、まもさんち集合。早速ハラッさんは裏のコンビニでゲットしたおむすび、どら焼きなどにがっついてました。その後も我々は彼の飽くことなき食欲を目にすることになります。4人そろって霞庚午線→黄金山通り→R2→R31のルートでまず音戸へ渡る日本一短い定期航路とも呼ばれる渡船へ。


(料金は自転車と人あわせて90円。値段もレトロ)


倉橋島に渡ってからは一気に山を越えて白砂青松で名高い桂が浜へ。こちらのレストランで本日のお目当てを頂くわけです。ちょうど昼食時ということもあり30分ほどのウェイティングでした。



そしてこちらが名物ちりめんじゃこ丼。倉橋ならではの活きのいい生ちりめんがたっぷりご飯にのってます。



この透明感!お醤油をかけてマゼマゼして頂きますと、トロッとしたちりめんの甘みが口いっぱいに広がるという逸品。600円ですが量は少ないので大盛りもゼヒつくって欲しいものです。で、もうひとつ気になったのがこちら。



軍艦巻き(500円)。



僕はこっちの方が気に入りました。丼と軍艦巻き、両方食べてもそんなに量は多くありませんでした。おすすめは1650円(だったかな)のちりめん丼御膳かも。


さて桂が浜をあとにして今度は隣の江田島へ渡るべく早瀬大橋を目指します。江田島ではこないだ食べた名物「大豆うどん」も食べちゃおうという計画なのです。その前に、地元の和菓子屋さんへ立ち寄りました。



住田屋製菓さん。この地に半世紀以上親しまれている和菓子屋さんです。



いろんな懐かしいお菓子があるんだけど、レモンケーキを頂きました。ふわっとしたカステラを甘酸っぱいレモン風味のクリームでコーティングしてあります。暮れになると正月用のお餅で大忙しなんだそうです。



おかみさんがわれわれにわざわざ冷たい麦茶を出してくださいました。ご馳走様でした。ところでこの道路に面した看板、実はスライド式になってます。ちょうど雨戸みたいな感じ。こんな風に「売り切れサイン」を出したり、また出来上がると「よもぎ餅あります」なんて出したり。こんなのもほのぼのしていいですよね。また来ますね。



そこからほどなくして早瀬大橋が見えてきます。これを渡ると江田島市です。



レモンケーキからこんどは次のお目当て、「大豆うどん」で知られる食堂「さくら」に到着。「お前らよーけ食うなぁ」と呆れられるかもしれませんが、ツーリングは本当にすぐ腹が減るのです。ところがっ!きょうは休日やら地域のお祭りやらで大繁盛。結果2時の時点でうどんが無くなってしまったとのこと。これは残念でした。ですが店の切り盛りをするおばちゃんたちが僕らにお結びをご馳走してくれたんです。



「残りもんじゃけえ」とは言え、本当にありがとう。ううっ。ひとつ頂いた昆布入りのおむすびはおっかさんの味がしました。ちなみにまもさんは2個。はらっさんはなんと4個!!。ツーリング初心者のさとちゃんは食欲などとんでもないとのこと。けっこうアップダウンもありましたもんね。



あとはフェリー乗り場までひたすら快走。思ったより風もなくて快適でした。



最後の試練、「サンビーチおきみ」ウラのだらだら坂を上りきってついに三高港に到着。おつかれちゃ~ん。



広島は本当にサイクリストの天国でしょう。太田川をさかのぼってもよし、瀬戸内の多島美を楽しみながら沿岸をゆっくり流してもよし、橋やフェリーで島に渡ってもよし。特にフェリーは本当に有り難い。なんたってバラさずにそのまま乗れますから。料金だってとてもリーズナブルだと思います。そのフェリーが1000円高速やら無料化やらでかつてない経営難にあります。僕は今、船の良さを皆さんにも味わってもらいたいと心から思います。僕らみたいにロードレーサーでなくてもいい。ごく普通の自転車で(できれば変速はついてたほうがいいかもしれません)宇品から島に渡ってみて欲しいんです。昔ながらの風景が残る街並みを散策したり、郷土の名物に舌鼓を打ったり、島ならではの楽しみがきっと見つかるはずですよ。


さあて、そろそろツーリングの反省会に出かけますか。ま、飲み会ですけど。きょうは岩国での大会を終えた三原の鉄人こと福元テツローさんも参加なので楽しみです。ケンタ君は横川でライブとのことでこちらも不参加。泣きそうに残念がってました。ま、しっかりやんなさい。