CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

和+印交流 de カレー!

2008年02月12日 | 行った!お店カレー
ここ2、3年、カレー界において「南インド」の注目が高まっているのは
カレーに敏感な方ならすでにお気付きのはず。
(このブログでいう「ミールス」も、南インドの定番セットです)

そんな南インド料理の草分け的存在なのが、昨年50周年を迎えた老舗であり、
麹町にある「アジャンタ(アジャンタについての記事はコチラ)」。

dancyu」2007年7月号の特集に、アジャンタで修行した9人の男たち
の記事があって、すごーいと思ってみていたのだけれど、今回たまたまそのうちの1つ
沼袋の「たんどーる」にいく機会が巡って来た。
行こう行こうと思っていても、なかなか沼袋まで行くのはおっくうで。
よっぽど「おいしいよ」と太鼓判でもないと、行かない距離だった。
でも、今回は私が押します。太鼓判を

少し遅めのランチタイムに入店。
壁には有名人の落書き?がところどころに描かれていて、自由な雰囲気がある。
「季節の野菜カレーセット」というのが、根菜でつくったキーマカレーだというので、
根菜好きとして注文してみることに。



写真では見づらいけれど、手前がスパイスライス(ナンか選べる)にパパドがのっている。
パパドがついてくるのは、わたし的にはポイントがかなり高い
あ~ビールがほしい!(仕事中でなければなあー

奥にあるのが「冬野菜(根菜)のキーマカレー」。
キーマみたいに細かく刻んだ根菜と、コンニャク、小ネギ、しょうがなどが入っていて
とっても体に良さそう。じんわり系の辛さでとても好み。
そして、上の写真は「お試し価格」で300円になっていた「和ッサム」。
元は「ラッサム」という、南インドの酸っぱいトマトベースのスープ。
本来なら「タマリンド」というかんきつ系の果物のエキスを使って酸味を出すところ、
「和ッサム」は梅で酸味をつけているもよう(このほかにも梅を使ったメニューがある)。
一口食べてみたら、うん、間違い無く「ラッサム」なんだけど、
おやおや…ゴマや昆布の歯ごたえ、ゆずの香り、そして綿豆腐らしきものまで入っている
これは和食なのだろうか、それともインド料理なのだろうか??

でも、そんなこと抜きにして、単純においしいのだ。
和ッサムお見事

この「たんどーる」も、昨年で10周年とのこと。
南インド料理の中でも個性的で、かつ老舗レベルの確かなカレーが味わえる。
今度は夜にも行ってみたいと思う。

(写真/沼袋「たんどーる」/根菜カレー&和ッサム/880+300円)

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