計画的無計画

あっという間に３月。
１、２月が過ぎるのの早かったこと！
オリンピックとともに駆け抜けたーという感じ。

で、１日休みをとって初めての「確定申告」に行ってきた。

「確定申告」は、自営業の人や、昨年に相続や新居を購入したひとが
税金を返してもらうために行うものだということも
そのために「源泉徴収票」があるのだということも
社会人数年たってから知ったし（学校で教わったのかもしれないが、当時は馬の耳に念仏。）
いままで控除もあまり気にしてなかったけれど
今年は書類もしっかり手もとに残して、いざ会場へ。



ところが、

「必要書類が足りないので、今日は申告できませんねー」

…ああ不安的中。

事前に税務省のHPを見たのだけれど、
「○○な人はこれとこれとこれを用意」みたいな項目が見当たらず（見逃したのか？）
ちょっと不安だったのだ。
パソコンに住所とかを入力しかけたものの、退場。

ということで、確定申告はあらためて出直すことになった。


「よし」

一瞬にして、今日の予定を
「確定申告がダメだった時バージョン」
に切り替える。
「平日しか食べられないカレーを食べる」
「１日なので、映画を１０００円で観る」

一気にテンションあがってきたぞー！

と、勇んで歩きだすと、歩道橋の上でインド人がサービス券を配っている。

「ランチバイキングー」

「あ、１枚ください」

「どうもー。階段おりてスグ右よー」

サービス券には「ランチバイキング１０００円→９５０円」とあり
店の名前は「タージマハル」。

いかにも普通そうな感じだなあ…と思いながらも
一応、店の前までやってきた。


いかにも…な入り口の絵。

「これも何かのタイミング」

いつもならスルーしそうな店だけに、入ってみることにした。

バイキングは２階でやってるらしい。
２階に上がると、インド人の２人組が食べに来ていて期待が高まる。
平日の12時半で８割くらいの客入りなので空いているようだ。
奥のほうの席に座り、「バイキングで」と注文すると
インド人の店員さんが「ドウゾー」と窓側を指した。
窓際にはカレー鍋が並んでいて、四角いプレートに自由に持ってくシステムらしい。


本日のラインナップは（右上から時計回りに)

サラダ
ターメリックライス
タンドリーティッカ（柔らかくて食べやすい）
シャヒチキン（シナモンがきいていて、おいしい）
ナスとじゃがいも（とろとろで具だくさん）
ベジタブル（コーンスープみたいな味。マイルドに見せてピリ辛）
マトンキーマ（マトンのくせはなく特徴もない）

ナンは４つにカットしたものが席に運ばれてくる。
ふわふわで、甘みや味がない系で、まあまあだった。

「シャヒチキン」は私のなかではヒットだったけれど、４種類も食べるとお腹がいっぱいで
結局おかわりまで至らず。
おかわりができないと、９５０円って高かった。
味からすると、８００円くらいが妥当だと思うけれど
新宿西口から近いので１５０円は土地代ということで見逃そう。

その後は、計画通り映画を観て、スタバで桜のラテを飲み、本屋でぶらぶらして帰宅。
たったそれだけなのに、今日一日でいろんなことに気付くことがあって
人生についていろいろ考える時間もあって、とても有意義な一日だった。

「ただいまー、今日の夕食は何？？」

「筑前煮とめかじきの煮付けでーす」


今日のできごとをダイジェストで話しながら夕食。
あしたは、旦那さんが有給の日。
私がいつもどおり働いてる間、どんな一日を過ごすのだろう。

（写真／西新宿「タージマハル」／ランチバイキング）