カップ酒捕物帳

カップ酒よりも旅の思い出(国内・海外)が主になってしもうたのぅ(^^;)

ふるさと宮城 -マボヤ-

2014年04月23日 | ふるさと宮城

マボヤ/仙台朝市にて購入
ホヤの種類はかなりの数があるそうですが、
食用とするのは、岩手から宮城にかけての三陸海岸で獲れるこの「マボヤ」と
北海道で獲れる「アカボヤ」の2種類のようです。

2つの突起がありますが、一方から海水を取り込んでプランクトンを摂取し、
もう一方の突起から海水を吐き出します。

その見た目から「海のパイナップル」との異名を持ちますが、
「変な色でブツブツしてて、気持ち悪っ!」との声があっても、
その方を責めることは出来ないと思います。ある意味正しい(笑)

市場に出回る大きさに成長するまで、3年はかかるとのこと。
あの東日本大震災による津波で、ホヤの養殖設備も壊滅。
昨年までは北海道産のホヤが売られており、値段も高く、気軽に買える感じではなかったです。
ですが、あれから3年。
ようやく三陸産のホヤが、店頭に並び始めました!
ホヤ好きの私にとっては朗報なのです v(^^)

殻を剥いて、内臓を取り出し、
サッと洗って、適当な大きさに切ります。
キュウリがあれば、薄く輪切りにして合わせます。


では、酢と醤油をかけていただきましょうか・・・。

うめーーーーーーーーぇ!!
潮の香りとわずかな苦味。軟らかい筋肉質のコキコキとした食感。
新鮮なものでないと、変な臭みが出てきますが、これはそんなことないです。
噛みしめると、海の塩気と甘味が口いっぱいに広がります。
あー、しばらくぶりで喰ったから、胃の腑に沁みこむわ~。
5月から8月の夏場が旬なので、これからますます身が大きくなって、旨味も増すでしょう。
今年はホヤを喰いまくるぞ!

苦手な方は多いとは思いますが、岩手・宮城にお越しの際は是非、
冷酒と共に、新鮮なホヤを召し上がっていただきたいです。
珍味ですよ~。

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