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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

八日目の蝉

2013-09-19 08:16:58 | 私の読書日記
NHKでドラマ化し、映画化にもなった角田光代の「八日目の蝉」どっちも見てないんだけど、母から、ちょろっと内容聞いて、読んでみようかなと思って、角田光代さんの小説って読んだことなくて気になってたし。

第一部では、不倫していた女性が、男性との子供を堕胎したあとで、その男性夫婦の家に生まれた赤ちゃんを盗み育て、暫くそのまま逃亡するも捕まり、第二部では、その一時誘拐されていた赤ちゃんが大人になり、やっぱり不倫して、その男性との間に子供を身ごもるという話で、いかにも大衆的で面白く読めたけど、小説としては、はっきりいってイマイチだった。作者本人が興奮して書き急いでる感じがして、ストーリーもツッコミどころ満載で。他の小説はもうちょっと面白いのか、それともだいたいこんな感じなのか?

誘拐された赤ちゃんがだいたい生後6か月頃ということで、本の中ではいとも簡単にお母さんじゃない女性に懐いてしまうんだけど、生後6か月ってこんなもん??と児童館でちょうどベビーマッサージの講習会に来てたママたちの赤ちゃん(ちょうど皆6か月前後)を盗み見たりして、やっぱりママじゃないとダメな風に見えたけどなあ。。


読み終わった翌日、ちょっとドラマなり映画なりどんなキャストなのか見てみたいなあと思ってたら、テレビで偶然放送されていたのでタイミングにびっくりした。
でも、子供がいる前だったので、ちょっと見て消した。

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