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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

「風立ちぬ」

2019-04-18 19:58:52 | 映画あれこれ
金曜ロードショーで「風立ちぬ」を見た。

「生きねば」というキャッチフレーズとユーミンの「ひこうき雲」が心に残っていて。


でも、弟から「つまらなかった」と聞いていたので、全く期待せず見た。


結論:宮崎駿監督は、空と飛行機が大好きなんだなと思った。だから、零戦を設計した堀越二郎のことをずっと心に
温めてきたのかなあと。それに、堀辰雄の小説「風立ちぬ」とユーミンの「ひこうき雲」全部が合わさってこうなった。


堀辰雄の小説は読んだことないから、ちょっと読んでみたいけど、ユーミンの「ひこうき雲」は、改めて名曲。

ユーミンってやっぱり天才。


「ひこうき雲」は若くて自殺しちゃった人を綴った歌みたいだけど、やっぱり大好きな「ハローマイフレンズ」の生き急ごうとする「僕」に

通ずるものがあるのかなあと。ユーミンの周りにそういう人がいたってことなのかなあ。

「ひこうき雲」の中で、“他の人にはわからない”というフレーズがあるんだけど、私はそこが何とも染みる。

他の人にはわからないことってたくさんあるよね。なんて悲しい曲なんだろう。


「風立ちぬ」監督の伝えたいことはちゃんと伝わってきたと思う。

ちなみに、10歳と7歳の子供も見ました。何を感じたかはわからないけれど。