共産もこういう優れた問題提起能力はあるんだよね。実際の選挙戦略はどーしようもないけど。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-11/2005091104_02_0.html
しんぶん赤旗より引用
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日本科学者会議は、原子力発電問題のシンポジウムを金沢市内で開催しました。初日の十日、世界で相次いでいる地震や津波に原発が耐えられるのかをテーマに、地震学、建築学、流体力学、原子力発電など幅広い領域の専門家たちが活発に討論しました。
先月起きた宮城県沖の地震で、女川原発の乗っている岩盤が、想定している最大の揺れを超えていたことや、兵庫県南部地震以来、想定されていなかった大地震が相次いでいることなどがとりあげられました。
「もし現在の科学的知識があれば、造らなかったはずの原発もある」など、原発の耐震性の問題が後追いになっている現状が報告されました。
建築の専門家、渡辺三郎さんは、「政府の原子力安全委員会の考え方で本当に大丈夫なのか」と問題提起。実際の地震で測定されたデータと照らし合わせながら、政府の説明が破たんしていることを指摘しました。
津波の問題では、「浜岡原発の標高は六メートルしかない。もし八メートルの津波がきたら、原子炉建屋の二メートルまで浸水して土砂が流れ込むことが考えられる」「引き潮が起きた場合、海から冷却水が取れなくなって空だき状態になり、炉心溶融が起こる可能性がある」などの問題点が出されました。
(後略)
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インドのカルパッカム原子力発電所の被害についても笹山氏が指摘しているけど、中央防災会議はひどいな。JANJANの記事へのリンク。
http://www.janjan.jp/living/0501/0501172657/1.php
村田氏の「責任感、正義感、倫理感の“三カン欠如”こそが「日本病」であり、原子力事業がこれを象徴していると記しましたが、11名の死傷者を出した美浜原発事故後、その関係者の責任が追及されずに放置されている現状は、非常に残念なことですが、私の主張を裏付けているかの如き出来事と言えます」という指摘はまさに的を得ている。
常に最悪の事態を想定するのがシステム屋すべてに共通する重要な職業意識のはずなのだが、どうも原子力関係者にはそれがなさそうである。
災害、特に原子力人災は起こってからでは遅い。もはや多くの人々の記憶の断片にしかとどまっていないJCO事故にしても、アレを対岸の火事としか見ていないが如くの行動原理である。
チェルノブイリを上回る災害が起こらない保証はどこにもない。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-11/2005091104_02_0.html
しんぶん赤旗より引用
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日本科学者会議は、原子力発電問題のシンポジウムを金沢市内で開催しました。初日の十日、世界で相次いでいる地震や津波に原発が耐えられるのかをテーマに、地震学、建築学、流体力学、原子力発電など幅広い領域の専門家たちが活発に討論しました。
先月起きた宮城県沖の地震で、女川原発の乗っている岩盤が、想定している最大の揺れを超えていたことや、兵庫県南部地震以来、想定されていなかった大地震が相次いでいることなどがとりあげられました。
「もし現在の科学的知識があれば、造らなかったはずの原発もある」など、原発の耐震性の問題が後追いになっている現状が報告されました。
建築の専門家、渡辺三郎さんは、「政府の原子力安全委員会の考え方で本当に大丈夫なのか」と問題提起。実際の地震で測定されたデータと照らし合わせながら、政府の説明が破たんしていることを指摘しました。
津波の問題では、「浜岡原発の標高は六メートルしかない。もし八メートルの津波がきたら、原子炉建屋の二メートルまで浸水して土砂が流れ込むことが考えられる」「引き潮が起きた場合、海から冷却水が取れなくなって空だき状態になり、炉心溶融が起こる可能性がある」などの問題点が出されました。
(後略)
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インドのカルパッカム原子力発電所の被害についても笹山氏が指摘しているけど、中央防災会議はひどいな。JANJANの記事へのリンク。
http://www.janjan.jp/living/0501/0501172657/1.php
村田氏の「責任感、正義感、倫理感の“三カン欠如”こそが「日本病」であり、原子力事業がこれを象徴していると記しましたが、11名の死傷者を出した美浜原発事故後、その関係者の責任が追及されずに放置されている現状は、非常に残念なことですが、私の主張を裏付けているかの如き出来事と言えます」という指摘はまさに的を得ている。
常に最悪の事態を想定するのがシステム屋すべてに共通する重要な職業意識のはずなのだが、どうも原子力関係者にはそれがなさそうである。
災害、特に原子力人災は起こってからでは遅い。もはや多くの人々の記憶の断片にしかとどまっていないJCO事故にしても、アレを対岸の火事としか見ていないが如くの行動原理である。
チェルノブイリを上回る災害が起こらない保証はどこにもない。