無量大数 - 10の68乗の世界

個人用ストレージもテラバイトオーダーに到達した昨今、世界に散らばるさまざまなジャンルのトピックを拾います。

藻が作り出すエネルギー

2008-05-31 23:04:03 | 環境
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/30/news021.html

より。

さて、肝心なのはそのコストだろう。イニシャル・ランニング双方がどの程度かに大きな関心がある。


あと、もっと大事なこと。


石油利権は巨大だろうが、それに立ち向かうパワーを集結するには何かが必要、ということだ。それには何らかの知恵がいる。


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「藻」から再生可能ガソリンを精製する技術が登場

日光と二酸化炭素、藻などの光合成微生物から原油を作り出すという新技術。従来のバイオ燃料の課題を克服できるという。

 米Sapphire Energyは5月28日、藻からガソリンを精製する新技術を発表した。日光と二酸化炭素、藻などの光合成微生物を利用する「画期的なプロセス」で原油を産出し、オクタン価91(オクタン価はアンチノック性を示す値で、JIS規格ではレギュラーガソリンは89以上と規定されている)のガソリンを精製するというもの。耕地や農作物が不要なため、従来のバイオ燃料にみられた「食糧か燃料か」というトレードオフとも無縁だという。

 新技術で産出する原油は、通常の原油精製施設での精製が可能で、従来のサプライチェーンを通じて流通できるという。最終製品となるガソリンはカーボンニュートラルで再生可能。米国材料試験協会(ASTM)標準にも準拠する。新技術では日光以外の天然資源を必要としない上、藻は耕地以外の土地やにごった水でも繁殖するため、原油産出施設を簡単に、経済的に拡大できるのが特徴だとしている。

 Sapphire Energyは、石油化学やバイオテクノロジーなどの分野の科学者により設立された企業。「従来のバイオ燃料のマイナス面のない再生可能燃料を作り出すこと」が目標で、ゆくゆくは「再生可能な石油化学製品製造の分野で、世界のリーディング企業になる」ことを目指しているという。IntelやAppleを支援している米ベンチャーキャピタルのVenrockが出資している。

生活道路が危険なままに放置される理由

2008-05-26 06:57:30 | 政治・行政
生活道路が危険なままに放置される理由。


それは国土交通省の補助金が下りないせいである。地域全体に波及的効果が見込める場合、という限定句が付いているためで、予算規模が大きくなりすぎ、結果として地方自治体の体力ではほとんど整備ができない、ということになってしまうからだ。


政治がどうこうも大事なのだが、こういう恣意的な行政がいまだに大手を振ってまかり通っている現状をひとつひとつ変えていかないと、百年河清を待つ、ということになってしまうのだ。


高校時代の同級生が国交省のスポークスマンをしているが、まあ、ある意味かわいそうな仕事でもある、と感じる今日この頃。



長沼ナイキ基地訴訟に見る司法の非独立

2008-05-08 22:44:46 | 政治・行政
日本に三権分立なんてないことを知っている人は少ないだろう。

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/6d3746bc701a8395435425cfea517e23


高校時代の親友=同級生は、こういった欺瞞をなくすために裁判官の道を選んだ。腐りきった体制を変革するには、ボトムアップとトップダウンの2面作戦が必要だ。


あとは政権交代で最高裁の判事にそういう人材を入れないようにすることだ。