無量大数 - 10の68乗の世界

個人用ストレージもテラバイトオーダーに到達した昨今、世界に散らばるさまざまなジャンルのトピックを拾います。

祝! 西村真悟逮捕!

2005-11-30 02:05:32 | 政治・行政
「日本は核武装すべきである」「いかに多くの若者を喜んで戦争にいくように教育するか」などというトンデモ発言を繰り返していた極右政治家、西村が逮捕された。

マクナマラはこんな事を言っていたようだ。理性的な人間であったケネディやフルシチョフの米ソ政権下でもキューバ危機が勃発し、第3次世界大戦寸前だった。

理性的な政治家ですらこのような「暴力装置」にビルトインされてしまう。いわんやノータリンの政治家が世論を主導すればどうなるか。

西村は刑期を終え出所したら子どもをドンドン作り、全員自衛隊に入れ特殊訓練を受けさせろ。そして子どもを引き連れ北朝鮮に潜入して日本人拉致被害者を奪還させるべきだ。自分や子どもたちがたとえ北朝鮮当局に見つかって捕らえられ、収容所で凄惨な虐待をうけて死ぬ事もなんとも思わないはずだから、ぜひそうすべきである。


TV業界のパラダイムシフト

2005-11-29 10:57:16 | 生活
さすがは高い料金を取る innovative なコンサルのブログだな。思わず引用ですよ。

すでに到来した感のある「希望格差社会」では、可処分所得の多寡も問題になるかもしれないが、まだ顕在化までは行っていない。現在問題なのはここでいう可処分時間。本当に足りないのだ。睡眠時間を削るのは限度があるし、第一健康に差し障る。

ちょっと脱線してしまおう。昨日ある会合に出たのだが、30~50代の働き盛りの人達のほとんどが「デトックス」を知らないのには驚いた。TVでも雑誌でも書籍でも当たり前のように取り上げられているとはいえ、それらを視聴・購読しなければ目に触れる事すらないという、しごく当たり前の話ではあるけれど。

TVの視聴率、雑誌の販売部数。影響力は大きいとはいえすべての人をカバーするわけではないということ。働き盛りの人たちは仕事と通勤で手一杯であるということ。かも?

話を戻すと、広告のあり方を転換しないとやはりやっていけそうにないなというのが正直なところだ。確かに面白い広告はあるけれど、1時間あたり5分や10分という生易しい言い方では済まないくらい可処分時間が貴重なものになってきているのだ。ネットの侵食恐るべし、である。

先日、電車の中でプレイステーション・ポータブルで録画したTV番組を再生している人がいた。まさにiPodの向こうを張るアイディアである。同じことをわざわざプレステを買わずにいまある携帯に組み込む事も出来るだろうし、いろいろな展開もさらに考えられるような気がする。

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http://blogs.itmedia.co.jp/serial/2005/11/529_f15c.html より

そろそろ可処分時間を軸にした議論が活発化してもいい時期だと思います。
広告費全体に占めるテレビ広告やインターネット広告のシェアも、詰まるところは、消費者の可処分時間をどれだけ獲得できるかにかかっています。

ヒトの1日は有限であり、可処分時間も増えるわけではないので、ある時間をブログに投入すればテレビを見る時間は減り、ある時間をブロードバンドTVに投入すれば新聞を読む時間は減ります。一定時間eye ballを奪わなければメッセージが伝えられない広告というビジネスを考える時、有限の可処分時間に依存するブロードバンドのテレビ広告は、他の既存広告と同様に、ある種の脆弱さをかかえています。(その点、移動時間という有効活用度が低いエリアをがっちり押さえたiPod+iTunesはすごい)


あきらめない、何事も

2005-11-28 10:32:15 | その他
11月19日付石田敏高日記より

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 「リンカーンの人生といえば、皆子どもの頃学校で習ったことがあるだろう。連合を勝利に導き、奴隷解放を成し遂げた偉大な男。しかし、リンカーンの人生からはもっと他の教訓も学べる。

 リンカーンの人生は失敗の連続だ。

 まず、ビジネスの世界で商店主として失敗。農業をやって失敗。州議会に挑戦して落選。恋人が死亡。本人は神経衰弱にかかる。とうとう州議会議員に当選して議長をめざすが落選。連邦議会を目指すも落選。土地管理人の就任を拒否される。上院議員を目指して出馬。落選。副大統領を目指して落選。再度上院を目指して出馬するも落選。とうとう大統領になったとおもったら国は南北に分裂。

 軍の指揮官としては連戦連敗(書くのが嫌になってきた・・・)。私生活の面でも息子は戦争で亡くなるし、奥さんは浪費癖で非難されるし、自分は鬱病になるし・・・、まあメチャクチャである。

しかし、これらあまたの失敗にもかかわらず、最後は勝利で終わった。

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リンカーンの伝記文庫本は小学校5年のときに読んだだけ。吝嗇だの難しい単語の勉強(なんと本質を外れた読み方であることか!)にしか使っていなかった記憶しかなく、肝心の本題にはまるで踏み込めなかった。というか、頭のイイ小学生だったらわかったのかもしれんが...


天下の悪法・障碍者自立支援法

2005-11-27 23:30:05 | 政治・行政
いやそれにしてもこれほどの悪法を通す与党って何なんだ? 「支援法」じゃなくて「阻害法」という呼び名にした方がピッタリくるとしか思えないほどひどい。

収入がほぼゼロに等しい障碍者に、月5万、いやもっと負担を負わせようという法律が平然とまかり通る。官僚の無駄遣いは放置したままなのに、予算が不足だからと一番の弱者から毟り取るが如く、生活に必要な最低限の介護費用をケチるなんて。

介護がなければ風呂にも入れない、食事も出来ない、外出すらままならない。いわんや最低賃金すら満たすことのない授産所への往復にも介助が必要なのに、それすら費用負担しろ。何考えているのか。

ニート支援が大事ではないとはいわないが、杉村太蔵クンもこういう実態から勉強しないといかんだろう。



「トレードオフ」という概念を知らない人たち

2005-11-26 12:23:10 | 交通問題
http://ncc1701.jugem.jp/?eid=60

「強度不足なのではないのか。」

ここ久々にのぞいてみれば、またまたありゃりゃあ、な...

いやねえ、物事の本質ってやっぱり実際にさまざまなミクロな考察を積み上げていかないと見えてこないんじゃないかな、と。

ATS-P未導入だったという点は横に置いておくと、時速100kmで横からマンションに激突しても車体が壊れないようにするには、それこそ戦前の新京阪デイ100以上の重い車体で電気食いまくりってぐらい分厚い鉄板と、それを補強するタテヨコの梁を山ほど入れないと無理なのね。これだと加速度がめちゃめちゃ悪くなって最高速度に達しないどころかノロノロ運転のまま次の停車駅、なんてのも当然の如くありうる話だったり。

ところがそれだけじゃなくて、シートベルトも何にもない乗客自体があのすざまじいG(自動車の衝突実験なんかよくTVでやってるよね)に耐えられなくて、内部のつり革を釣っているポールなどに当たって内臓破裂・出血多量で死亡というのは、自動車事故から敷衍すれば簡単な話なわけで。

鉄道は、年間1万人近い人が死んでいる自動車事故と比べてここ30年くらいではせいぜいトータルの死者数300人、年あたり換算で10人以下という「相対的にはるかに」安全な交通機関である。

まあ、こういう記事を書く人はいくら高いコストをかけた車両で運賃が跳ね上がり、自転車よりも遅くていいから「とにかく100%安全」なものにしろ、とでも言い張るのでしょうか? なんか低レベルのTV局のワイドショーを見ているかのようだ。


隠蔽はどの業界でも日常茶飯事

2005-11-25 00:30:33 | 生活
何より隠蔽という2文字で物事の重大性が判断されるのかもしれない。

発ガン性など疫学調査が待たれるところだ。

宅配ピザもフィレ・オ・フィッシュもダメなのか...orz


ニッポン消費者新聞
http://www.jc-press.com/kaigai/200511/111802.htm
より引用

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■海外消費者ニュース11月

デュポン、有害化学物質の人体蓄積を隠蔽=ファーストフード、ピザを汚染か

 米国の環境団体、エンバイロメンタル・ワーキング・グループ(EWG)は11月16日、米化学大手デュポンが難分解性の化学物質「人工有機フッ素化合物」によって米国人の血液を汚染している事実を十数年にわたって隠蔽していたと発表した。22年間デュポンに勤務していた科学者から内部文書を入手したEWGは、同日、米食品医薬品局(FDA)、保健福祉省(HHS)、および米環境保護局(EPA)に対し、事実関係の確認などを求める書簡を送付した。

 「人工有機フッ素化合物」は、電子レンジ調理用ポップコーンの包装、ファーストフードの包装紙、宅配ピザのボックス内側をコーティングして、油のしみこみを防ぐ。EWGは、このコーティングが溶け出して、米国人95%の血液を汚染しているとの見方を示している。

 詳細は11月20日発行予定の「地球発24時・海外からのくらしの安全速報」に掲載予定。




真由美

2005-11-23 22:42:04 | ネット生活
スパムは多いけど、結構手の込んだスパムも増えてきた今日この頃。

「真由美」と名乗るスパムはなかなかよく考えられていて感心した。ま、メールヘッダを見れば BSMTP のDLLを使っているのがバレちゃうから、専門家には無効ですよん。

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差出人: gkw67gogo16@yahoo.com

題名: 取り急ぎご連絡差し上げます。

送信日時: Mon 11/21/2005 03:45:02 JST

宛先: xxxxxx@nifty.com



突然のメールで失礼いたします。
私の所に何も書いていない1通のメールが来たのですが
送信者の所に私以外のアドレスが書いてあり、何名かに宛てて送信されているようでした。
その中にコチラのアドレスが含まれていたので、その旨をお伝えいたしました。
ウィルス等も流行っているとの事ですので、何か問題があればご連絡下さい。
私の方でも何かトラブル等があれば連絡いたします。

真由美


題名: 昨日のメールの事なのですが

送信日時: Tue 11/22/2005 01:52:01 JST

宛先: xxxxxx@nifty.com



あれから、何か問題はありましたでしょうか?
私の方はインターネットが少し繋がりづらくなってしまったのですが。
ウィルスのメールだったのでしょうか?
まわりに詳しい人間もいないので…困っています。
何かご存知の事があれば、ご指導お願いします。

真由美


差出人: gkw67gogo16@yahoo.com

題名: お騒がせしました。真由美です。

送信日時: Wed 11/23/2005 15:03:54 JST

宛先: xxxxxx@nifty.com


PCを再起動したら問題なく動きました。
ウィルスではなかったようです。
お騒がせして本当に垂オ訳ありませんでした。
急なトラブルに一人でどうしようかとパニックになってしまい、何も考えずに先日のメールを打って
しまいました。
お騒がせついでなんですが、少しメールしませんか?
30半ばを過ぎてバツイチな上、子供も居ないので家にいつも一人なんです。
目新しい出会いも無く、淋しかったと言うのが正直な所なので甘えたお願いをしてしまったのですが

お話相手にでもなって頂けたら嬉しいと思い、迷惑ついでにお願いしました。
本当に、お時間のある時でかまいませんから。

真由美

ドシロウトを名乗る人間が、そんなDLLインストールせんでしょう(笑)


施工だけでなく設計も

2005-11-21 15:45:52 | 企業犯罪
これはもう企業犯罪の範疇ですね。人命など虫けらと同様でしょう。

いままで問題になった建築物件は99%が施工時の手抜きでした。ところがギッチョンチョン。

韓国の三豊デパート崩壊のように、設計が原因となって自重崩壊の大惨事など日本では起こりえないと思い込んでいる方が馬鹿だったと。

考えてみれば原子力関連なんかその最たる例なわけで。構造も施工も完璧でなければ性能は発揮できず、事故で取り返しのつかない事態になるわけです。

JCO東海事業所しかり、浜岡しかり。さて、東海・東南海大地震が来たとき耐えられるかな?

しかしこれは日本企業いたるところ蝕んでいる病なのです。筆者の専門のシステム関連でも、東証の事故を筆頭に、みずほの事例や金融庁に延期を勧告された三菱UFJなど、コストと納期の無理がいたるところに出てきているわけで。

ちなみに筆者がいまお取引しているところのシステム責任者も、あきらかなシステムの瑕疵を指摘しても馬耳東風。まあ、ユーザーさんはまともにシステムが動いているほうが不思議と思っていたほうがいいかもしれないですね。


またまたJASRACの横暴

2005-11-20 10:46:23 | 著作権
正当な引用であるにもかかわらず、また著作権法違反といいがかりをつけてるJASRACの悪事が発覚した。

http://ameblo.jp/dukkiedukkie/

すばらしいブログである。この筆者には著作権法第32条の引用についてお勉強されることを薦める。

また、以前も書いたがJASRACの腐敗ぶりを露見させた名サイトも再掲しておこう。

http://www.tabibun.net/news/2002/topic01.html

マンションが倒壊するよりマシ?

2005-11-20 09:12:34 | その他
構造設計書偽造...人の命よりお金なのか。

ともあれ地震で倒壊する前に発覚したのは不幸中の幸いと思わなければいけないのだろう。

筆者も経験がある。いまの家は平屋だが本当はロフトつき賃貸併用2階建ての予定で設計が終わっていた。ところがこの設計、実は資格のないニセ設計士がやっていたことが判明。いやはや設計料はとんだ捨て金となってしまった。

建築士法違反で告発すべきなのかもしれないが。


2005年11月18日付朝日新聞記事より引用

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構造計算書偽造建築士の資格取り消しへ 国交省

 首都圏のマンションなどの構造設計書偽造問題で、国土交通省は18日、構造計算書を偽造した千葉県市川市の姉歯建築設計事務所の姉歯秀次1級建築士(48)について、建築士の資格を取り消す方針を固めた。

 24日に聴聞会を開いて本人の弁明を聴き、12月上旬の中央建築士審査会で処分を決定する。


問題先送り体質

2005-11-18 12:24:13 | 政治・行政
政治も行政も問題をいかに先送りするかに汲々としていることが多い。いま現在処理すれば安くて済むものが、先送りすると高くつくケースが多いのではないか?

筆者の実家は数年前に小さな工場を閉鎖した。跡地は隣地の旧同潤会アパートと合わせて再開発高層マンションとなったが、工場の受電施設で使用していたPCB入りの変圧器はいまも筆者の父親がそのマンションで管理している。

PCBの毒性が問題になってから早30年ほどが経過している。にもかかわらず、根本的な処理をしないで使用者に管理をまかせたままだ。国も都も、これでいいと思っているのか?!

これでは重くかさばる変圧器を部屋の片隅にいつまでも置いていてイイ気分のしない人なら不法投棄してしまうかもしれない。深刻な環境汚染の片棒を担いでいるとしかいいようがないだろう。

「管理して使用すれば大丈夫」などとアスベスト問題発覚時に言っていた人たち。そういうダメな人ももちろんだが、あまりに無責任ではないだろうか。


サンヨーのHDDレコーダーはバグだらけ

2005-11-16 00:46:40 | 生活
サンヨーのHDDレコーダーはファームウェアのバグだらけ。修理に出したが治らないで戻ってきますた(怒)

で、そういうダメ製品を作る会社の話。

「定時に社員がそろわずに会議が開けない」? 「生産性向上」???

はぁ? 「何日の何時から部門会議、正当な理由なく出席しない者は能力給減額します」ってタガはめればすむこと。中間管理職はその程度の知恵もないのか? これでは大赤字になるのもしょうがないか。


読売新聞2005年11月12日付記事より引用

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制度利用者少なくフレックスタイム運用停止…三洋電機

 経営再建中の三洋電機は、本社(大阪府守口市)や東京製作所(群馬県大泉町)、洲本工場(兵庫県洲本市)の管理部門などを中心に、出退社の時間を社員が自分で決める「フレックスタイム制度」の運用を停止した。

 停止期間は1年がめどで、将来は廃止も検討する。業績悪化を背景に、業務を効率化するのが目的だ。

 三洋電機は1989年12月にフレックス制度を開始し、製造現場を除く大半の職場で導入している。ただ、管理職が部下の勤務の実態や時間を把握しにくく、定時に社員がそろわずに会議が開けないといったマイナス面がある。本社では利用者が少なく、形骸(けいがい)化していたことから、労働組合側と協議し、停止を決めた。

 同社は停止の理由を「生産性の向上や、上司と部下とのコミュニケーションの活発化のためで、賃金抑制が目的ではない」と説明している。