桜井よし子というのはどうにも救いようないなあ。こんな人間が「ジャーナリスト」と自称できるおめでたい国、それが日本なのかも。
----------------------------
http://www.hmacky.net/archives/diary/000364.html より引用
夜は青年会議所主催の桜井よし子さんの講演。(中略)桜井さんが、「日本のことや日本政府のことをむやみに批判する人がいるが、それは世界を知らない人がすることである。日本が世界と比較してどれほど幸せな国であることか、外国政府の役人と比較してどれだけ一生懸命働いているか、そのことをまずきっちりと理解しなければならない」と仰ったとき、まさにそのことを多くの日本人には知ってほしいと思った。それでも、まだまだ改善の余地はあるが、文句をいえばいいというものではない。
----------------------------
はぁ、脱力です。「むやみに批判」ですか? 我々から強制的に所得税・法人税・消費税を徴収しているんですよ。少子化対策のようにまともに結果も出せない仕事をしていたら批判されるのはあたりまえです。将来天下り渡り鳥でうまい汁を吸いたいがためにマゾヒスティックに仕事をこなすだけのキャリア官僚が多いんじゃないですか? 国のために役に立ちたいという初心を貫けないならやめちゃえばいいのに。
国民のために働き役に立つ人=役人、じゃないのは日本だけって例は以下に引用。当時話題になった話だけど、被災した自国民に対する態度は諸外国大使館の手厚い保護と比べて冷酷無比これ極まれり、だったわけで。これでも日本の役人は諸外国と比較して「よくやっている」と言えるのか? その後こういう対応をしないよう態度を改めた可能性はあるか?
----------------------------
http://www.arqosmedia.com/back/2.htm より引用
スリランカで被災した日本人女性が、命からがらコロンボまでたどり着き、日本大使館で受けた対応である。
「大使館の職員に、津波に巻き込まれて……と説明すると、お金は貸せませんという冷たい答えが返ってきた。津波にまぎれてお金をもらおうする怪しいヒッピーだと疑われたようだ」
この女性は水着姿のまま被災し、コロンボまでの道中でもらった服を着ていただけで、泥水を浴びたままの格好だった。2日間、ほとんど飲まず食わずであったという。
「私はお金も一銭も持ってないし、スリランカに知り合いもいない。パスポート、航空券も流されてしまって、どうすればいいんですか! と泣きじゃくっても取り合ってもらえず、待たされること6時間。ようやく相手にしてくれた大使館の職員の口からは、いくら貸してほしいんですか? という言葉。何にもないし、服や食べ物、泊まるところ。4、5万円くらいほしいのですが」
「貸せるのは130ドルまでです。パスポート再発行には1万円かかります。借用証を書いていただき、利息は1日1%……云々」
窓口で差し出されたのは、なんと4枚にわたる規約と日割りの計算表、返済用の振込み用紙だった。
「これじゃ、今夜のホテルをとることもできません。」
「じゃあ、今晩はそこの長椅子で寝てもいいですよ」
行く場所はない。仕方なくその場で空腹と疲労を抱え、一夜を過ごした。途中、夜営のおじさんが見かねてくれたビスケットを食べてしのいだそうだ。
毎度毎度、やらかしてくれる日本大使館である。ちなみに在コロンボのインド大使館は、事情を説明するとすかさずその場でビザを無料再発給。インドまでの航空券も、やはり無料で再発券してくれたそうだ。
この女性の家族は、外務省に捜索願いを出していた。当然のことだろう。しかし大使館でお金を借りて個人情報を提供したにも関わらず、外務省から家族への安否連絡は一切無し。結局、本人が家族に連絡できるようになるまで、外務省は何ひとつしてくれなかったということだ。