垂れ流し報道の罪

あまりにもジャーナリズム的視点が欠落してはいないか。

小泉政権のこの４年余の総括をせずに、ただ表面的な事象をおいかけるばかり。浮かれて幸せになる国民がどのくらいいるのだろう？


『鉄路的』より引用

http://btrainj.cocolog-nifty.com/hasirundesu/2005/08/post_9ad7.html

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刺客だの落下傘だので連日メディアを賑わす総選挙ですが、熱病にかかったようなメディアの報道が、政権の広報活動に利用されている現実は、この国の報道・言論の貧しさを表します。

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払う払う詐欺

額もさることながら、件数が半端じゃないですね。

いざというときの保険がこれでは信用ゼロです。というより詐欺という立派な犯罪ではないですか。


2005年09月06日付朝日新聞より引用

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大手５社の損保不払いは計１２万件、４０億円超に

　損害保険会社の保険金不払い問題で、大手５社が過去３年間に契約上払うべきなのに支払っていなかった件数が計約１２万件、金額では計４０億円を上回る見通しになった。あいおい、日本興亜両損保が６日、調査内容を発表し、三井住友海上火災保険も調査途中の数値を公表。１件で１０００万円を超す不払いも発覚し、業界内から「単なる支払い漏れでは済まない問題」との声が上がる。ずさんな体制を長年放置していた経営責任も問われそうだ。

　あいおいは２万９５２６件、１０億４１４２万円。１件あたり１０万円以下が９６％だったが、事故に遭った契約者の車の同乗者が重度障害を負い、「人身傷害保険」による約４９００万円が同乗者に支払われたが、同時に支払われるべきだった同乗者向けの「搭乗者傷害保険」による１３７０万円は不払いという事例があった。支払い担当者間の連絡不備によるものだったとしている。日本興亜は２万２０８７件、７億８２５７万円。

　三井住友は調査進度７５％の段階で、１万８３８６件、１０億３２００万円。単純推計だと、全体では２万４０００件、１３億円超に上る見通しだ。

　東京海上日動火災は現時点では件数だけの公表で約１万７０００件。５日発表の損保ジャパン（２万７２９６件、９億１７４２万円）を加えると、大手５社で１２万件を超え、不払い額は４０億円以上になりそうだ。

　三井住友以外の各社は、すでに不払い事例の９割以上で遅延損害金を加えた追加払いを済ましたという。大手がそろって膨大な不払いを何年も放置していたことについての経営責任の取り方や社内処分は、いまのところ示されていない。