CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

ぎすぎすと 経済優先リハビリも 180日「棄民」溢るる

2007-03-17 02:01:02 | リハビリ
ぎすぎすと 経済優先リハビリも 180日「棄民」溢るる
(インターネット新聞JANJANより)


http://www.janjan.jp/government/0703/0703130634/1.php

3月10日の市民シンポジウム「これからのリハビリを考える市民の集い」の様子が書かれています。

財政優先のひずみ表面化 国民に大きな不安広がり(産經新聞)

2007-03-17 01:44:20 | リハビリ
リハビリ制限見直し 財政優先のひずみ表面化 国民に大きな不安広がり(3月15日産經新聞)

『今回の見直しは、これまでの「財政一辺倒」の医療制度改革の転換点となる可能性もある。』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070315-00000020-san-pol

リハビリ制限問題では、産經新聞は当初から的確に報道しています。

後世に残る芸術(2)

2007-03-17 00:56:05 | 音楽
前回述べたカールベームが後世に残るか残らないかは、さらに時間の経過を待つ必要があります。

では、永遠に高い評価を受け続けている音楽家はどんな人でしょうか?個人的には、フルトベングラー、ブルーノ・ワルター、シャルル・ミュンシュ、カラヤンあたりがすぐに思い浮かびます。小澤征爾、レナード・バーンスタインも好きですよ。変わったところでは、ピエール・ブーレーズ、ティルソントーマスも印象に残っています。ピアニストでは、やっぱりグレン・グールド。

しかし、50年以上前の音楽家は録音に残っていないので評価のしようがないですね。そう考えると、「作品」は永遠の芸術になり得ますが、「演奏」という芸術ははかないものです。録音が沢山残っていても、生演奏の迫力がない人や、生演奏こそが本物の芸術なので録音しないという指揮者も少なくないようです。チェリビダッケの録音嫌いは有名ですね。

ライブの感動や芸術性を考えると、もっとDVDが充実しても良いと思います。小澤征爾のライブのパンチは、スタジオ録音では消えてしまいますが、ライブ録音で、かつ映像がついていれば、かなりの部分伝わってくると思います。音楽は目で楽しむ部分も大きいので、さらに充実すると良いですね。自宅の5.1chサラウンド+大画面テレビで、クラシックを大音量で楽しむ、月に1回くらいはコンサートホールに行く・・・そんなことが夢です。ちなみに、うちのテレビはまだブラウン管でモノラルです。音楽はiPodか、BOSEの小さいシステムで聴いています。

財政中立??

2007-03-17 00:06:44 | リハビリ
もともと不備な制度で患者切り捨てをやっておいて、適正な方向に緩和するからといって、その財源??を逓減制に求める・・・というわけのわからない改定なわけです。突然、腹部を斬りつけられて大出血、治療してやるから指1本切りなさい、と加害者から言われているような気分です。

制度が不備だったのだから、逓減制はどうみても変。さすが、改定は「すうじいじり」と言ってのけるだけのことはあります。

これでわかったのが、そもそもこの改定がなぜ行われたのか、という本当の部分。早期リハビリは重要なので私も賛成ですが、それを充実させるために、維持期の患者を差し出せば、その「財源」で急性期、回復期を手厚くしようという「財政中立」の密約?があったと考えるのは不自然ではないでしょう。あくまでも推測ですが。

さらに、過激なご意見を頂いています。

それは、逓減制の提示から読み取るお上のメッセージです。

「これ以上、国民がお上にタテつくことに手を貸すと、さらに診療報酬を減らすぞ! 報酬額はオレ達が決めていることを忘れるな」という脅迫・・・。

そう読めないこともないですね。本当に恐い役所です。