CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

市民シンポジウム「これからのリハビリを考える市民の集い」への賛同の声

2007-03-01 12:41:01 | リハビリ
青森保険医協会のホームページより転載させて頂きました。

坂上二郎(タレント)
健康保険で受けたい必要な「リハビリ」、おかしな日数制限はすぐに中止を

 「飛びます、飛びます」と舞台を飛び回る日々を過ごしていましたが、私は3年前、ゴルフの最中に、脳梗塞で動けなくなってしまいました。ゴルフ仲間にお医者さんがいたので応急処置と救急車の手配など適切に対応してもらい,すぐに治療を受けることができました。しかし、突然のことで精神的にも大きな衝撃で、目の前が真っ暗になりました。
 そうした中で欽ちゃんの叱咤激励と周囲の励ましもあって、復帰に向けてのリハビリに励みました。慣れない入院生活は大変でしたが病院のお医者さんや職員の皆様の適切な治療、リハビリのおかげで、最近何とか復帰することができ、再び舞台に立つこともできました。これも健康保険で、必要なだけリハビリができたおかげです。現在も1時間歩くことなど自主的なリハビリを続けています。
 ところが、健康保険でリハビリができる日数が限られてしまい、介護保険の施設に通うこともできずにリハビリを中断している患者さんが、たくさん出てきて困っておられるとお聞きしています。とにかくリハビリは継続して行うことが大切なのに困ったことです。健康保険のおかしな日数制限はすぐにやめるべきです。
 本日のシンポジウムは、健康保険で必要なリハビリを継続できるようにすることを目指すものとのこと、ご成功をお祈りいたします。
2007年3月10日

蟹瀬誠一(ジャーナリスト)
 高齢化社会に入り、豊かな人生を生きていくためにリハビリが大切です。今こそその大切さを再確認しましょう。


浅田彰(京都大学経済研究所助教授)
 リハビリテーション医療を受ける人たちは、まさに真の意味で「再チャレンジ」に挑む人たち(あえて言えば人類のフロンティアに立つチャレンジャー)です。
 その人たちの文化的生活はおろか生命の保証さえ危うくするのが「美しい国家」なのでしょうか?
 こんな改定は絶対に認められません。
 多田富雄先生らの主張に全面的に賛同します。

 老母が倒れ、私自身が「介護入門」(モブ・ノリオ)を始めた矢先に、この「賛同・メッセージのお願い」が届きました。慣れぬ介護生活の苦労の中で、今まで知らなかった人間の力や美、可能性や創造性を次々に発見しつつ、多田先生らの怒りをより深く共有するようになった――と同時に、多田先生が比類ない意志力とスタイル感覚(そう、多田先生と観たウィリアム・フォーサイスのバレエと同じくらいスタイリッシュな)をもって体現されている、困難な中にもアクティヴでクリエイティヴな生活の可能性が、すべての人々に開かれるよう希望してやみません。


志茂田景樹(作家)
 リハビリテーション医療については、困窮者に対する生活保護のように、特別立法措置による手厚い保護が必要なのではないでしょうか。
 地域社会にかならずリハビリ医療保護施設があるような世の中になったら安心ですし、そうならなければいけないですね。


吉田ルイ子(ジャーナリスト)
 “老人は早く死ね”といわれているような保険・年金等の風潮に、安心して年を重ねることができません。安心して、年を重ねられるような政策を志してください。

大林宣彦(映画作家)
人間生きているということ自体がリハビリテーションです。
身勝手な自分が共存共生を学んでいく事だってね!
だから、-
医療に於けるリハビリテーションは、決して打ち切られてはならないものであると、
ぼくは考えています。・・・・・・・


市民シンポジウム「これからのリハビリを考える市民の集い」

2007-03-01 09:26:19 | リハビリ
リハビリ診療報酬改定を考える会・全国保険医団体連合会 共催 
市民シンポジウム「これからのリハビリを考える市民の集い」
これからのリハビリがどうなっていくのかについて考える機会を設けました
日    時 :2007年3月10日(土)  14~16時
会    場 :東京・両国・KFCホール 3F 地図
シンポジスト :各関係団体(国会議員 患者団体 医療団体等要請中)
入  場  料 :無料(定員:360名)
問  合  せ :全国保険医団体連合会 リハビリシンポ担当 Tel:03-3375-5121
※会場の都合がございますので参加ご希望の方は必ずお問合せください