健康塾通信

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リンパ・・・その3 流れ

2007年05月22日 00時16分49秒 | Weblog
19日あざみ野で「初めてのリンパドレナージュ」と言う講座が無事終了いたしました。
参加者25名中23人の方からアンケートをいただきましたのでその一部をご紹介させていただきます。

「参加したきっかけ」
①免疫力を向上させたい。・・65%
②むくみを改善したい。・・・35%
③冷え性を改善したい。・・・22% ということです。

2つ以上の項目に記入した方もいらしたようですが、免疫力にかかわるというリンパの役割をよく理解されていると感じました。

また「講座への満足度」は
62%が満足、29%が大変満足、

「内容の役立ち度」は
59%が役立った、36%が大変役立ったという結果になりました。

この講座で、リンパの流れを理解して免疫力アップやむくみなどの症状を、
自己ケアーによって改善したいという関心度がうかがわれました。

さて、本日は非常にゆっくりと流れているリンパ液の流れを助けるために
必要なことや手助けになるものをご紹介します。

①筋肉運動・・リンパシステムは心臓のようにポンプがないので、
       皮膚組織に多く分布している浅リンパ管のながれは骨格筋の
       運動によって循環します。
②呼吸運動・・呼吸によって横隔膜が収縮し循環を助けます。
③腸の蠕動運動・・内蔵筋のポンプにより腹部のリンパの循環が助けられます。
④リンパドレナージなどの皮膚刺激が有効です。

ではリンパの流れを悪くする日常の原因ですが
①慢性疲労
②ストレス
③運動不足
④食生活の乱れなどがあります。

*リンパのながれが悪くなると→ 老廃物の除去がスムーズにできないため
①健康面・・冷え、肩こり、便秘、頭痛、便秘、むくみ、肥満など。
②美容面・・しみ、しわ、にきびなどの原因になります。

*むくみの悪循環
①運動不足やカロリー過多になると脂肪細胞がさらに
脂肪を取り込んで肥大化します。
②肥満が進むと肥大した脂肪細胞が血管を圧迫するので
血管の外に水分がしみ出しやすくなります。
そうすると体液がたまる状態になってむくみがおきます。

その他に考えられるリンパの流れが悪い原因には
①心臓の病
②腎臓の病
③怪我の場合(たとえば捻挫などで血流が悪くなると血管から水分が
しみだしやすくなるので)
④薬の副作用
⑤手術でリンパ節を切除した場合など

このような原因が有りますが、急に尿の量が減ったり、なかなかむくみが
おさまらない時は、何か病気が隠れていることも有りますので、早めに病院で
受診してください。

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