健康塾通信

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内耳の話

2024年05月31日 17時37分07秒 | Weblog

萌えるような新緑に癒されるこの頃です。

ゴールデンウィークから始まった5月でしたが、体調を崩している方も多いと聴きます。

 

この時期次々に咲き誇る花々や緑の木々に囲まれ良い季節ではありますが

その反面、気温は定まらず寒暖の差や気圧の影響を受けて

自律神経のバランスを崩しやすくてすっきりしないのもこの季節ではないでしょうか。

気圧の変化は耳の奥にある内耳という部位が感知しています。

内耳には二つの働きがありますが、

周りの音を集めて、脳に音の情報を伝える聴覚機能

もう一つは平衡機能で、頭の運動や位置に関わる情報を耳の神経を通じて脳に伝え

体のバランスを正常に維持する働きがあります。

 

内耳から脳に伝達された情報の中で気圧低下などが自律神経の乱れを生じストレス反応によって

心拍数の増加・血圧の上昇・慢性痛の悪化・うつやめまいなどの症状が現れます。

この様に気圧の変化と耳の一番奥にある『内耳』との関係は知らない方も多いのではと思います。

 

では、次回は養生法の導引の中から「耳の導引」をお伝えします。

港の見える丘公園にて



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