健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

細胞を守るヒアルロン酸

2009年02月27日 14時47分21秒 | Weblog
まずは講座報告ですが、24日横浜市緑区で「らくらくリンパドレナージ」という講座を行いました。

その一部をご紹介致します。
リンパ管の中はゆっくりとリンパ液が流れ、老廃物を運んだりたんぱく質のかけらや、糖質、脂肪などの体内で利用されなかったもの、そして細菌や乳酸などが運ばれています。

この流れは下水道などともいわれますから、停滞するとあらゆる弊害が起きてきます。

健康面では
肩こり、頭痛、冷え性、便秘、むくみ、肥満、

美容面では
にきび、シミ、しわ・・・etc

このような内容で、リンパの流れや循環器系の中の役割、働きなど基本的な知識そして、家庭でご自身が活用できる簡単なリンパドレナージの一般向けの講座を行いました。

 
さて健康面や美容面での症状の解消にはリンパの流れの停滞を無くすことが第一ですが1.2月で特集しているコラーゲンをはじめとする体内で作られている重要な物質がもたらす効果から共通点をみてとることができます。

では本日はコラーゲン、コンドロイチンと同じように体内の結合組織に重要な成分でムコ多糖類の仲間に入る「ヒアルロン酸」についてお伝えします。

以前お伝えしたコンドロイチンもムコ多糖類の代表でネバネバ成分またはゼリー状のものをいいます。

ヒアルロン酸は

皮下・眼の硝子体・関節液にたくさん含まれています。

①皮下
皮膚は、表皮(ひょうひ)・真皮(しんぴ)・皮下組織の3つの層に大きく分けられます。
真皮は、表皮の約10倍の厚みがあって、ヒアルロン酸が多く含まれているため水分が保たれて肌の乾燥を防いでいます。

ヒアルロン酸が減ってくると水分が少ないので、肌の張りがなく、皮膚の表面も乾燥してしまいます。
真皮にはコラーゲンも70%を占めています。

②目の硝子体(しょうしたい)
これは、眼球の水晶体(レンズ部分)の後方にあって、内側をうめる透明なゼリー状の組織です。ヒアルロン酸が多く含まれており、眼球を丸く保つ役割を担っています。

③関節液
関節のなかにある、関節液や関節軟骨などにヒアルロン酸がたくさん含まれていて、潤滑作用(骨と骨の間の滑りをよくする)や緩衝作用(クッションとしての役割)などを担っています。

ヒアルロン酸の働きや含まれている食品はコンドロイチンとほぼ同じですので前頁も参照してください。

ではムコ多糖類としてまとめてみますのでもう一度復習してみましょう。

①細胞と細胞をつないでいるゼラチン性の物質(ネバネバ成分またはゼリー状のもの)をいいます。

②ムコ多糖類は、保水性に優れて、肌の健康維持や関節のクッションの役割などをしています。
更にドロドロ血液を緩和したり、コレステロール値を下げる働きもあります。

③体内で作られる物質ですが、年齢とともに作られにくくなっていくため食事で積極的に取り入れたいものです。

④ムコ多糖類を多く含む食品には
魚の頭やヒレ、アンコウ、軟骨や豚足、貝類や海草類、長いものようなネバネバした食品や納豆などがあります。
 
⑤ムコ多糖類が不足すると
・関節がこわばったり、動きが悪くなります
・動脈硬化をまねき老化がすすんできます
・腰椎椎間板ヘルニヤや変形性膝関節症になりやすくなります


*おまけです。
これもまた身体の中にもあるものですが、加齢とともに失われていきます。

ムコ多糖類が不足すると関節の炎症や 、変形性関節症やリウマチの痛みや腫れをまねきますが、これらを改善する成分として「グルコサミン」があります。


グルコサミンとは
①動物の皮膚や軟骨、甲殻類の殻に含まれる糖の-種です。

②体内ではタンパク質とくっついて(アミノ糖)軟骨、爪、靱帯、心臓弁などに存在しています。


③軟骨細胞を形成する基礎となる成分で、関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしています。
・軟骨や皮膚などを再生させる。
・関節の炎症を抑え、傷ついた軟骨の修復を促進し、変形性関節症やリウマチの痛みや腫れを改善します。


さあ2月も終りに近づいていますが、今日の関東は雪や雨の悪天候でした。気温の変動もまだまだ続く模様です。
冷えや湿気は関節の痛みを呼びますので、お部屋でできる簡単なストレッチやセルフマッサージで血液リンパの流れを促進してください。
そしてねばねば食品もたくさんとって更に若返りましょう!
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細胞レベルのコエンザイムQ10

2009年02月24日 01時39分14秒 | Weblog
寒暖の差があるこの時期ですが、プランターのすみっこに植えたチューリップの球根が
たくましい芽を出しました。
どんな色の花が咲くか今から楽しみです。

さてシリーズでお伝えしている体内で合成されている物質で加齢に伴い減少していくもの、
今回は「コ・・・」シリーズのコエンザイムQ10について、皆様もきっとこの名をお聞きになった
ことがあるかと思います。


●コエンザイムQ10は、どんなもの?

*1950年代初期に英国のモートン博士達により発見され当時はユビキノンと呼ばれました。

*1957年米国のクレーン博士らのグループが牛の心筋ミトコンドリア内からオレンジ色の
物質を発見、コエンザイムQ10の名を付けました。

*全身60兆個の細胞一つ一つに存在しています。

*特に心臓、肝臓、腎臓に多く含まれる物質で細胞エネルギーを作り出すための最も重要な補酸素です。



●コエンザイムQ10の働き

*全身の細胞の中にあるミトコンドリアという小器官の中にたくさん存在してエネルギーを作り出す
働きが有ります。

*多くの生活習慣病の原因といわれる活性酸素から細胞の酸化を守ること(抗酸化作用)によって
老化を防止します。

*心臓からの血液循環を促進し心臓や各臓器の機能を助けます。


●コエンザイムQ10の効果

*高血圧の改善

*疲労回復

*冷え性、下半身のむくみ、血行不良の改善

*肌のはりやシワの改善

*代謝によるエネルギーの効率を高め、減量を促進します

*動悸・息切れ、循環器系の病気予防

*運動能力の向上

*脳細胞を活性化し、集中力が高まります

*ストレス予防


わが国では心臓疾患の医薬品とされていましたが2001年からは健康食品としても販売されているそうです。
しかし、健康維持などのめやすとして1日30~60mgを摂る為には食事のみでまかなうのが難しいとされています。

細胞レベルから体を活性化して若返るコエンザイムQ10の魅力、注目ですね!
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ネバネバ成分コンドロイチン

2009年02月08日 20時40分25秒 | Weblog
立春を過ぎ、陽射しの暖かさは春を感じますがこの時期になると花粉の飛来が
気になりますね。

さて、機能性成分のコラーゲンと共に体内の結合組織に重要な成分がコンドロイチンです。
たんぱく質と結合して皮膚や軟骨の中に含まれていて、体内では成長期には盛んに
合成されていますが加齢と共に減少していきます。

今回は「コンドロイチン」ギリシャ語のコンドロス(軟骨)に由来する成分を取り上げました。

コンドロイチンのみでは、とても不安定で変化しやすい成分といわれていますが、
硫酸と結合することによって安定化して、自然界にはコンドロイチン硫酸として存在します。
 
体の中のネバネバ成分(ムコ多糖類)なのです。

*具体的に多い場所
①軟骨(関節の軟骨の構成成分、約 27 ~ 43%を占めています)
②靭帯
③角膜
④皮膚
結合組織には重要なのでやはりコラーゲンと一緒ですね。

*働きや効果
①水分を保持し弾力性を維持する働き
→お肌の潤いとハリを与え肌荒れ予防と改善

②抗炎症作用
→変形性関節症や関節炎の予防と改善

③細胞の新陳代謝を活性化

④老廃物の排泄などを促進する効果


*含まれる食品

(動物性のもの)
フカヒレ
スッポン
ナマコ
ウナギ
ドジョウ
すじ肉

(植物性のもの)
納豆
山芋
里芋
オクラ
なめこ
海藻

このようにネバネバ食品に含まれ、動物性の方が吸収力が良いといわれますが
残念ながら大量に食べ物に入っていないのが実態なので持続して食べることが大切です。

コンドロイチンはカルシウム代謝にかかわりますので不足すると骨粗しょう症
になりやすいということなので、要注意成分のひとつですね。

提案ですが、コンドロイチンもコラーゲンも同時に摂れるチキンスープをストックして冷凍で2週間、冷蔵で1週間目安にいろいろなお料理に応用してみてください。
そして、コンドロイチンは水に溶けるということを知っていると煮て食べる調理法が効率的ということもお忘れなくどうぞ。

ケチャップ同好会のブログにコラーゲン料理が載りましたのでご参考にアクセスしてみてください。
http://homepage2.nifty.com/t-catsup/index.html
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