健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

足のトラブルは幼少期から

2020年02月22日 22時22分07秒 | Weblog

 

今日は猫の日です。

最近は滅多に野良猫と遭遇する機会がなくなりました。

地域性もあるでしょうが、とても残念です。

かつての愛猫ジジと共に過ごした16年は貴重な思い出として、

また、生涯癒しの日々として

片時も忘れることはありません。

さて、足のトラブルですが小さいころほど変形は起こりやすいと言われています。

 

子供の足は未完成で3歳ころの骨は未熟で柔らかく、7~8歳で完成すると言われます。

開張足やつめの変形、外反母趾、内反小趾などのトラブルは小学校低学年ころから

見られて、放置すると13歳くらいで爪のトラブルが起こり、どんどん蓄積していくと言われます。

小さいころからサイズが合わない靴を履いたり、間違えた靴の履き方はトラブルの元です。

開張足(かいちょうそく)とは、5本の指のつけ根を横に結ぶアーチの形が崩れて、

の指が横に広がってしまう状態のことです。

自覚症状がないため気づかないことが多いですが、放置すると外反母趾や内反小趾、

扁平足などの病変を引き起こします。

靴選びや足やつめの手入れ、健康的に自分の足で歩くためにも

大切なケアポイントになりますね。

 

 

 


高齢者の足のトラブル

2020年02月04日 18時49分42秒 | Weblog

今日は立春、今年はうるう年でもあり

2020オリンピックの大イベントが迫っていますね。

 

ところで、日々世相を騒がしている新型肺炎の情報の行方を把握、確認することが必要です。

 早い終息を願うと共に、予防を忘れてはいけないと心掛ける毎日です。

さて、本日は「高齢者の足のトラブル」について、放っておくと歩行にも

大きな影響が及びます。

 

データーによると

高齢者の96.9%に皮膚症状があり、87.5%に爪症状があったということです。

 

また、40歳以上の40%に水虫があり、70歳以上の人は50%と、

そのうちの90%が爪水虫にかかっているというデーターがあります。

 

2003年フットケアのあり方に関する研究委員会 厚労省の報告から

 

高齢者では足の疼痛とADL低下、転倒リスクは相関する。。。ということで

 高齢者の足爪に多く見られる異常として、

第1趾の15%に陥入爪、44%に肥厚爪があるといいます。

 

さらに本人や家族が爪を切れずに放置されていることが多いことも

わかっています。

 

高齢者は筋力の低下も追い打ちをかけるので、足の問題は下肢機能に直接影響を与えてしまうものです。

それは、下肢機能検査やバランス機能検査、開眼片足立ちの3つの検査

すべての機能低下が認められたことからもわかっています。

 

では、これらの足のトラブルなどはいつごろから起きているのか?気になるところです。

それではまた次回に続きます。

*ADLとは

日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)、ADL(英: activities of daily living)とは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す。 ... また、日常生活動作よりも複雑で高次な行為や動作を、手段的日常生活動作(IADL)という。