健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

秋の味覚 柿

2009年10月02日 14時36分49秒 | Weblog
秋もすっかり深まってまいりました。

いよいよ誕生月を迎え、なぜか今年はワクワクしています。おそらくいろいろな節目の時だからと思うのですが・・何といっても我々の年代は子育てに一区切り、そしていよいよ親世代の介護などの順番がやってきます。
しかし、これからがどのように羽ばたくかは各々の心構え一つかと思います。
自分で日々をコーディネートしながらより自分らしくアクティブに塾年期を楽しみたいと考えています。

さて今日は朝から雨模様になりましたが実りの秋、店先には鮮やかに色づいた果実が顔を並べています。

その中でもビタミンカラーであるオレンジ色の代表と言えば≪柿≫です。

本日のかわさきFMは10月から番組編成が変わり、古賀の放送時間が若干短くなり、夕方5時半くらいからの登場となりました。
お買い物や夕飯の支度時でお忙しいかと思いますがお聞きになれない方はこのブログをご参考にされてください。

それでは柿の素晴らしい健康話をお届けしたいと思います。
冒頭でビタミンカラーの代表と申しましたが、実は柿に含まれるビタミCはかなり高いレベルで、イチゴやオレンジよりすぐれています。

柿がオレンジ色から更に熟してくると赤くなります。この赤さはカロテノイドという色素ですが柿の中のビタミンCと共にすぐれた抗酸化作用があるのです。


≪柿の元気成分≫
・抗酸化成分は活性酸素による血管の中のさびを防いでくれます。
・血液サラサラは血管系の病気の予防や改善にもつながります。
・ビタミンCは美肌のビタミンとして、メラニンの生成を抑えて、シミやそばかすを防いでくれます。
・高血圧予防になるカリウムが含まれます。カリウムは余分な塩分を排出してくれるので血圧を下げる働きがあります。
・骨を丈夫にするカルシウムが含まれています。
・干し柿には生の柿より食物繊維が9倍も含まれているので便秘を解消し、大腸がんの予防になります。またダイエット効果もあるので食事の時いっしょに食べるのが効果的です。


それではちょっと知られた柿の効用から
・冷たい柿の実はお酒の代謝を促して二日酔いを防いでくれます。
・歯茎の腫れには柿のしぼり汁を3倍に薄めてうがいをすると効きます。
・またしぼり汁はやけどに効くと民間療法でも言われています。


前回の秋の養生法では、秋収といい「秋は体力を養う大切な時期」と申しました。
柿のビタミンCやカロテン等の抗酸化物質は夏の日ざしによる肌や身体の疲れを癒し、これからの季節に向けて免疫力を高めてくれます。
そんな意味も含め、1日1個の柿を朝晩に分けて食べてみましょう。
「柿が赤くなれば医者が青くなる。」といわれますが、赤く熟した柿は皮ごと食べると果肉の5倍のカロテノイドが含まれるそうです。

しかしくれぐれも食べすぎにはお気をつけて

*写真:奈良井宿のひとコマから

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