カルテット

GWには
映画「カルテット」も観ました
ダスティン・ホフマンが監督した映画
ってことで興味津々
登場する老音楽家たちはみな
今は年老いていても
活躍した本物
なので
味のある
そして確かな演奏をする
が
多くは演技しない
カルテットの四人が話を進めていく
ちょっと物足りない感じが残るんだ
彼らのカルテットが
ほかの老音楽家に与えるもの
若い学生との交流で与え合うもの
彼ら自身がその後どう生きていくか
そこはもう少し見たかったからね
これでもう終わり？
ってね
でも
老い
気難しさ
無邪気さ
意地
上品じゃなくてへっちゃら
言いたいことを言ってしまう我慢のなさ
欲
そして
なお輝くエネルギー
いろいろな姿は
とても人間らしかったし
うちの祖父母のようだったり
父のようだったり
母のようだったり
どこかで会ったことのある
温かい人たち
煩わしいけれど
困った人たちだけれど
やっぱり可愛い
魅力的な人たち
そういう人間描写が豊富で
楽しみました