トリオ・エスパスの演奏で
生誕15年のドビュッシーを聴いた
その延長で
「ドビュッシー、音楽と美術」展へ
期待以上の作品数が並んでいた
絵画だけじゃなくて
カミーユ・クローデルの彫刻「ワルツ」や
ガレのガラス、陶器もある
印象派とか象徴派とか
説明されてもちょっと難しい
が
雰囲気とか
「…って感じ~」とか
そんな風な
美術かな?
ま
芸術大盛りの時代かと思う
これしかないとか
こうしなければならないとか
束縛から解き放たれて
自由に
気持が踊る
そんな感じがする
それまでは
芸術というよりは
写真のように描き残す記録職人のようだったのが
カメラができて
絵具が発達して
しかもチューブに入れられて
持ち運びできるようになって
出かけて行って
外で製作できるようになるわけだ
外で見るものは
色が鮮やかで
動きがある
一瞬のうちに変化していく
きれいだな~
おもしろいな~
あれも描きたい
これも見せたい
動きや風も描きたい
温度を描きたい
音も描きたい・・・
そういった気持の高まりが見えるようなんだ
道具がそろい
題材に溢れる日々
楽しそうだな
芸術家たち。。。
そう
ドビュッシーもね
ドビュッシーの音楽を聴くと
パステルカラーだって思うのは
そんな意味なんだろうな
って感じた
ドビュッシーの肖像画やマスク
いっぱいあるんだ
いろいろな画家が製作している
親交があった
というのもあるだろうが
描きやすい顔なのか?
とも思った
ドビュッシーが好きってわけでもないが
買ってしまった。。。