goo blog サービス終了のお知らせ 

某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

カミーユ・クローデル

2012-04-14 | 読書メモ
図書館で借りた
『カミーユ・クローデル』
  アンヌ・デルべ



そして

『カミーユ・クローデル』 極限の愛を生きて
  湯原かの子



感受性が強く、情熱的な美しいカミーユ
表紙の写真の表情が少し違うよな
それくらい
この2冊の印象が違う
同じ出来事、同じ言葉があるんだが
アンヌ・デルべのクローデルはエキセントリックなところが目につく
湯原かの子のクローデルは純粋に、強く求める心みたいなものを感じる
内に内に目を向けて、感情や心理、人格を掘り下げていく
そういったところは
作品に結びついたとき、大きな感銘を与えるけれど
少しでもバランスを失うと不安や疑心を煽り
ひとりで煮詰める
そして自分を追い詰める
性格や気性と言ってしまえば
そうなんだが
それだけではない過程がある
女と男の恋愛観の違いと言えば
そうなんだが
それだけでもない
深いな。。。