梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

秋深し

2018-11-25 18:51:57 | 日記
めっきり寒くなりました。
うっかりしてたらあと2週間!

宣伝中の「3rd Christmas Art Competition inYOKOHAMA」


11/20発売の横浜Walkerに宣伝ページが掲載されてまして、
ちっちゃくですが、参加作品が掲載されております。
近隣の方は是非見てみてください。
私は見れませんが。


先日、富山ガラス美術館に行ってきましたら、
次回の展覧会の案内をもらってきました。
ついに来た!
「ジブリの大博覧会」

ま、そういうのがあるというのは前から知っていて、行こうかなあとは思っていましたが、
案内を見て、行かねば!に変わりました。
なぜならば、「ネコバスもくるよ」の文字!

ネコバスー!!

三鷹の森のネコバスは子供しか乗れないけど、富山のはどうだろう?やっぱ大人はダメでしょうか?


なんだかねー、トトロは大人になればなるほどじんわり来るなあと近年しみじみ思うのです。
ちなみに私の好きな場面は、夜中にトトロからもらった種の芽をぐんぐん伸ばすところです。あれいいなあ。夢でもいいよなあ。

で、最近気づいたこと。

みなさん、ネコバス、乗りたいですよねえ?
さつきが初めてネコバスに乗るあのシーン。どきどきわくわくしましたよねえ?

むにゅっと扉が開いて、車内(?)に足を踏み入れるとふわふわの床にふわふわの座席。
そこにそっと座ると、ネコバスの呼吸に合わせて座席がゆっくり上下するんですよね。
あれ!
あれにふわああ!!ってなりません?なりますよね?
これマジで生きてる!って。
ネコバスの乗り心地を語る上で、あの上下する感覚が私の中で一番のインパクトでした。

それがいつの頃か、ああそうかって気づいたんです。
寒くなってきて、椿が私の膝にへばりつくように乗ってくるこの季節。
膝の上で寝転んで、私の腕にぎゅっと抱き着く椿には、私のお腹が呼吸で動く感覚がよくわかるのでしょう。
それはたぶん、母猫に抱かれている仔猫が感じるのと同じ。
親子でなくても、くっついて眠る猫たちが感じる相手のあったかさ。
ゆっくり上下するお腹。
それに体を預ける安心感。
ネコバスの座席に乗りたいあの衝動は、そういうことなのかもしれないと、椿を見ていて思いました。

猫もヒトも、あったかい、ゆっくり上下するお腹に心をゆだねる。
椿が私の膝で眠る時、少し、自分の呼吸を意識して穏やかな気持ちになります。

ちなみにですが、
猫って足音しないじゃないですか。
家で洗面台に立っている時、洗濯物を干している時、
ふいに、足元を風が通ったなと思ったら、見下ろすといつの間にか椿が。
ネコバス=風って発想、あれはまさしく猫と暮らしてる人の実感だと思わずにはいられない。
猫の移動スピードって、飼ってる人ならよくご存じでしょうが、忍者か瞬間移動かってくらいのレベルなんですよ。ほんとに。
あの~、大河ドラマの真田丸見てた人なら分かると思うんですけど、
信繁が誰もいない縁側とかで「サスケ」とつぶやくと、次の瞬間、そばにサスケが「はっ」と控えている、あの場面。
あれ!
まさしくあれです!
椿と暮らして8年ですが、未だにびっくりしますよ。さっきまでにいなかったのが振り向いたらいますからね。
未体験の人には是非味わってほしい感覚です。

あれ、なんでこんな話してるんだっけ。


閑話休題。

去り行く秋をしのんで、こないだ行って来た苗場のゴンドラの紅葉を載せておきます。
紅葉終わりかけですが、ギリギリまだ綺麗でした!


11/4撮影
その名もドラゴンドラに乗ってきました。



渓谷から一気に崖の上へ。


二居湖

紅葉の合間に立つ白樺がきれい。


たぶんカラマツ


四季の中で、秋が一番好きです。