2016年元旦のこと。
朝6時前に起床。
朝飯もそこそこに薄闇の中車に乗り込んだ。
途中で寄ったコンビニで、バイトの女の子と店長らしき人に「こんな日も客来るんだね~」という顔をされながらサンドイッチとコーヒー購入。
サンドイッチは後で食べよう。早くしないと夜が明けてしまう。
それにしても、元旦の早朝でも働いてる人はたくさんいるな。感謝だな。
再び車を走らせ到着したのはちょうど7時くらいだった。まだ薄暗い。
たどり着いたのは田尻池。
いたいた。思ったよりたくさんいる。
白鳥だ。
田尻池に白鳥を見に来るのは何度目かだけど、いつも夕方の着水見物だった。
朝の飛び立つところも見てみたいと思いつつなかなか実行に移せずにいたのは、
まあ単純な話。朝が弱いからである。
そんな私が元旦の朝白鳥を見に行こうと思い立ったのは大晦日のこと。
なんだか気分のいい新年の迎え方じゃない?と、ふいに思いついたからである。
期待通り、早朝の冷気がなんだか心地よい。
あまり期待していなかった天気も予想外に悪くない。
田尻池にはすでにごっつい望遠レンズを抱えたカメラマン数名。
彼らがいるということは、いいもん見れるってことだよね。
親子の白鳥さん。
首が灰色なのは、たぶん、泥の中に頭つっこんで餌を探しているからだと思われる。
こんなふうに。
かあさんそろそろですね。
そろそろね。
初日の出。
2016年。
あけましておめでとうございます。
天気予報を見る限り期待できないと思っていた初日の出。
こんなきれいに見れるとは。
早起きしてよかったなー。
思わず拝みたくなる。
今年もよい年になりますように。
さてさて、
実のところ本題はここからである。
白鳥が飛び立つところを見たい。撮りたい。
白鳥は夜明けに池を飛び立つと聞いている。
陽は昇ったぞ。さあ飛び立とうではないか!
と、
気合いを入れる私とはうらはらに、
くつろぐばかりで一向に飛び立たない白鳥たち。
寒い。
とりあえず優雅に泳ぐところはたくさん撮ったし、動きがあるまで車で待機。
しかし動かない白鳥たち。
さっきまでいた親子連れ(人間の方ね)も帰って行った。
あったかいコーヒーも飲み干した。
うーん寒い。
もしかしたら飛ばないのか?
いやいやしかし、ごっつい望遠レンズを構えたおじさんたちは池の端で微動だにしない。
てことは、シャッターチャンスはこれからということだ。
ここまで来たら待とうじゃないか。
それにしても、写真家さんてのはすごいな。
こんな寒い中ずーっと外で待ってる。
写真は絵と違って作れないからなー。
ぬくぬくとあったかい部屋で資料写真見て描いてる私には本当に頭が下がります。
で、
待つこと1時間。
ようやく動きが!
水面を滑走する白鳥。
車を飛び出しカメラ(iPadだけど)を構える。
あーなんかこっち来た!旋回!
近い!!
なんかけっこうすごい写真撮れたんじゃね?
白鳥に限らず、鳥の飛んでるところを横から撮れるとは!ど素人の私にはスーパーショット。
プロフェッショナルなおじさんたちに混じって待ったかいがあった!!
来た!
来た来た!
来たー!!
私の頭の上で旋回。
すごい!おなかが見える!!
ふいに、
右手にポツンと冷たいものが落ちてきた。
ま、まさかフ・・・・・
と思ったら、水滴でした。
白鳥から落ちた水滴だ。
本当に真上を飛んだんだ。
飛び去る白鳥たち。
かつてこんな気分のよい正月があったか。
白鳥は、着水にしても飛翔にしても、ハマる。
寒いしもうこれで帰ろうと思っても、
その迫力に、次飛んだら帰ろう、もう一回飛んだら帰ろうと、ついつい待ってしまう。
そうして結局2時間池にいることになりました。
寒かったー。
朝6時前に起床。
朝飯もそこそこに薄闇の中車に乗り込んだ。
途中で寄ったコンビニで、バイトの女の子と店長らしき人に「こんな日も客来るんだね~」という顔をされながらサンドイッチとコーヒー購入。
サンドイッチは後で食べよう。早くしないと夜が明けてしまう。
それにしても、元旦の早朝でも働いてる人はたくさんいるな。感謝だな。
再び車を走らせ到着したのはちょうど7時くらいだった。まだ薄暗い。
たどり着いたのは田尻池。
いたいた。思ったよりたくさんいる。
白鳥だ。
田尻池に白鳥を見に来るのは何度目かだけど、いつも夕方の着水見物だった。
朝の飛び立つところも見てみたいと思いつつなかなか実行に移せずにいたのは、
まあ単純な話。朝が弱いからである。
そんな私が元旦の朝白鳥を見に行こうと思い立ったのは大晦日のこと。
なんだか気分のいい新年の迎え方じゃない?と、ふいに思いついたからである。
期待通り、早朝の冷気がなんだか心地よい。
あまり期待していなかった天気も予想外に悪くない。
田尻池にはすでにごっつい望遠レンズを抱えたカメラマン数名。
彼らがいるということは、いいもん見れるってことだよね。
親子の白鳥さん。
首が灰色なのは、たぶん、泥の中に頭つっこんで餌を探しているからだと思われる。
こんなふうに。
かあさんそろそろですね。
そろそろね。
初日の出。
2016年。
あけましておめでとうございます。
天気予報を見る限り期待できないと思っていた初日の出。
こんなきれいに見れるとは。
早起きしてよかったなー。
思わず拝みたくなる。
今年もよい年になりますように。
さてさて、
実のところ本題はここからである。
白鳥が飛び立つところを見たい。撮りたい。
白鳥は夜明けに池を飛び立つと聞いている。
陽は昇ったぞ。さあ飛び立とうではないか!
と、
気合いを入れる私とはうらはらに、
くつろぐばかりで一向に飛び立たない白鳥たち。
寒い。
とりあえず優雅に泳ぐところはたくさん撮ったし、動きがあるまで車で待機。
しかし動かない白鳥たち。
さっきまでいた親子連れ(人間の方ね)も帰って行った。
あったかいコーヒーも飲み干した。
うーん寒い。
もしかしたら飛ばないのか?
いやいやしかし、ごっつい望遠レンズを構えたおじさんたちは池の端で微動だにしない。
てことは、シャッターチャンスはこれからということだ。
ここまで来たら待とうじゃないか。
それにしても、写真家さんてのはすごいな。
こんな寒い中ずーっと外で待ってる。
写真は絵と違って作れないからなー。
ぬくぬくとあったかい部屋で資料写真見て描いてる私には本当に頭が下がります。
で、
待つこと1時間。
ようやく動きが!
水面を滑走する白鳥。
車を飛び出しカメラ(iPadだけど)を構える。
あーなんかこっち来た!旋回!
近い!!
なんかけっこうすごい写真撮れたんじゃね?
白鳥に限らず、鳥の飛んでるところを横から撮れるとは!ど素人の私にはスーパーショット。
プロフェッショナルなおじさんたちに混じって待ったかいがあった!!
来た!
来た来た!
来たー!!
私の頭の上で旋回。
すごい!おなかが見える!!
ふいに、
右手にポツンと冷たいものが落ちてきた。
ま、まさかフ・・・・・
と思ったら、水滴でした。
白鳥から落ちた水滴だ。
本当に真上を飛んだんだ。
飛び去る白鳥たち。
かつてこんな気分のよい正月があったか。
白鳥は、着水にしても飛翔にしても、ハマる。
寒いしもうこれで帰ろうと思っても、
その迫力に、次飛んだら帰ろう、もう一回飛んだら帰ろうと、ついつい待ってしまう。
そうして結局2時間池にいることになりました。
寒かったー。