ケーキ紋

師走に入ったと思ったら、さっそくです。
本日初雪！

冬が始まりました。


というわけで梅の香堂のトップイラスト更新しました。

「ケーキ紋」

いつもとは趣の異なる一品ですが、
こちらは先日参加しました、グループ展「～クリエイターの発想と表現～　贈り物を包むアートな包装紙を考える」展にて
展示した作品です。
つまりは包装紙（案）。
ケーキ屋さん、もしくは手作りケーキの包装にいかがでしょう。

ちなみにこの紋のアイデアは、
織田信長さんちの家紋からいただきました。

紋はかっこいいね。


グループ展ではこのように、いろんな包装紙が並びました。
みなさん素敵です。
キュートな作品が並ぶ中で異彩を放つ私の紋・・・。


さて年の瀬が迫ってまいりました今日この頃ですが、
先日職場にて。
他部署の先輩がなにやら筒状のものを持って来て、同僚に声をかけているのが聞こえました。

「○○㈱さんのカレンダー、今年ももらったけど、いる？」
「あ！ほしいです！！」と同僚。

取引先からいただいたらしいカレンダー、
同僚は例年愛用しているらしく、さっそくカレンダーをくるくると広げている。
途端、「わー！かわいい！」。

周囲の子たちも集まって来て、わいわいと盛り上がる。
「あーかわいいねー」
「ここのカレンダー、予定も書きやすいんだよー」
「でも去年の絵と違うね。描いてる人変わったんだね」
「でも今年のもかわいいよ。あー3月もいいね！」
「見て見て12月の！これいい！」
「ほんとだー！」


その会話を聞きながら思いました。

この情景を、その絵を描いたイラストレーターさんに見せてあげたい。
それがだめでも録音して聞かせてあげたい。
あんな風によろこんでもらえたら、作家冥利に尽きるよなぁ。

たいがいが、名前の載らないイラストレーター。
そんでも来年一年間、愛でられながら過ごすのだ。自分の作品が。
しあわせだねぇ。
うらやましいねぇ。