少林サッカー ／ Shaolin Soccer

こないだまとめて買ったDVDの内、「少林サッカー」を見ました。試写会で見て、ビデオで見て、テレビでやってたのも見て、ともう４～５回目のはずなんだけど、やっぱり面白い。

香港映画の巨匠（？）、チャウ・シンチー（周星馳）が作った傑作。いや、いい意味でB級に徹しています。試写会で見たときは、1時間40分場内が笑いの渦に包まれてたし、何度見ても面白い。

20年前、「黄金の右脚」と呼ばれた名サッカー選手ファン(ン・マンタ)は、チームメイトからの八百長の誘いに乗ったばかりに、観客から襲われ、脚を負傷して選手生命を絶たれてしまった。しかし、この事件はチームメイトでファンに八百長をそそのかしたハン(パトリック・ツェー)の陰謀だったのだ。
今やハンはサッカー界を牛耳っているが、ファンは雑用係としてハンにこき使われていたのだった。
ある日、ファンは町で少林寺拳法を使う不思議な青年シン(チャウ・シンチー)と出会う。シンはどうにかして少林寺拳法を普及させる方法がないか、ずっと悩んでいたのだった。たまたま街頭テレビで放映されていたサッカーの試合を見て、選手のキックに難癖をつけていたシン。ファンに対して、自らのサッカー論と蹴り技を見せ付けるのだった。
シンの怪しい蹴り技を最初はいかさまだと思っていたファンだったが、実はとてつもないキック力だったことを後で知り、シンを口説いて自らのサッカーチームを結成することとなった。チームに加わってもらおうとシンの兄弟弟子を訪ね歩くが、どれも変な人ばかり。しかもサッカーの話には耳も貸してくれなかった。しかし、シンの真剣さにひかれたのか、兄弟弟子全員が集まってくる。いよいよ、ファンによるサッカーの特訓が始まった・・・。

まあ、これ以上は見てのお楽しみ。というか、書きようがないストーリーというか。
なぞなのは、兄弟弟子の一人。シンの弟分がスーパーの店員役なんだけど、フランスのスーパー「カルフール」の制服を着てます。店内しか映らないけど、陳列とかもそれっぽいので、きっとカルフールの現地店舗があるんだろうね。まあ、スポンサードなんだろうけど、それにしてもカルフール、良くこんな映画に（といっちゃ失礼だろうけど、でもねぇ・・・。）目をつけたものだ。

で、明日から仕事というナイーブな時間にたっぷり笑ったのでよしとしよう。
今度は「カンフー・ハッスル」も見ないとね。