鶴の舞橋のある富士見湖パークのタンチョウの雛
ぴよちゃん(仮称)の成長記録(私的)も5回目です。
前回訪れたのは11月初旬。
あれから大雪や寒波も経験して、ぴよちゃんはどうしているのかな?
半分心配しながらの訪問でした。
あっ、元気そうに立っていました。片足立ちです。
寒いからでしょうかね?
この日の朝はマイナス8℃でしたよ。
(この時点ではマイナス1か2℃)
天気は良く、日中の最高は7℃でした。
私たちの他は誰も来ていないので、静か。
少しの物音で気づかれてしまいますが、おだやかです。
雛というより、人間で言うとそろそろ学童のような感じかな?
こうしてみると、白鳥の雛の変化よりも
ずっとゆっくりと白くなるようですね。
確か1年かかって成鳥に近くなるようです。
ぴよちゃんはまだ1歳になっていないはず。
この日、羽を丹念に手入れしていましたよ。
いっちょまえなしぐさ。成長を感じますねえ。
かいかい~ のポーズも様になっているでしょ?
かわいいですね。
おっと!ストレッチし始めました。
羽を広げると、羽の先端が黒いのですよ。
これは幼鳥の特色らしいです。
他の方の投稿で、翼を両方広げたのを見たのですが、
とても白くてキレイでしたよ。
残念ながら、いくら待っても、この時はこれだけでした。
またの機会に楽しみをとっておきたいと思います。
さて、ぴよちゃんの親(父か母かわかりませんが)が
採餌している場面に出くわしました。
なんと魚でした!
細くて浅い池に魚がいたとは驚きです。
大きな魚ですね。くちばしより太いですよ。
池が富士見湖と繋がっているとは思えません。
きっと飼育員さんがここに魚を入れているのかな?
これは淡水魚でしょうけれど、何でしょうかね??
フナやイワナ、ヤマメなどには見えませんよね。
きっとピヨちゃんに与えて、感動的なシーンが撮れそう!!
・・・と思ったら、ずっと隅っこに移動して、
しばらく餌と格闘した後、自分で食べてしまったんです!
これが自然界の掟?!
ぴよちゃんも大きくなったから与えないのかも。
争いにもならず、その後、もう一羽の成鳥も餌探し。
魚はゲットできず、池の中の草を食べていましたよ。
なんと温和な家族なんでしょう!
***
ぴよちゃんの成長をおさらいしますね。
初めて会ったのが7月でした。この時の月齢がわかりません。
7/5撮影
こんなに小さくて、茶色だったピヨちゃん。
羽も短く、骨のような感じです。
8/23撮影
1ヶ月半くらいでいきなり長い足になり、驚きました。
この段階では変化がスゴイと思いました。
10/6撮影
10/6撮影
更に2ヶ月後になると、親と同じくらいの背丈になりました。
尾も黒くなりましたね。親より大きくも見えました。
この時の変化も激しいですね。
11月初旬撮影
この頃になると、自分で採餌する様子が見られましたし、
成長の変化が緩やかになりました。
こんな感じで、真冬もピヨちゃんはとても元気で安心しました。
1年もすると、自然界では親が雛を強制的に突き放して
独立させるそうですが、
園内ではやはり別の檻に入れるのでしょうね。
ここの園は他に6,7羽ほどいます。
ペアのタンチョウもいますが、産卵は難しいそうです。
今度は雪解けの頃(3月後半頃)にまた訪問します。
その頃には更に白く美しくなっていると思いますよ。
ところで、ぴよちゃんさあ~、
あなたって男の子?女の子?