ひとつの手から生まれるもの

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きっかけのお話

2022-05-22 06:40:18 | マーケット
🌿キッカケのお話🌿

'何故マーケットを始められたのですか?'
よく質問されます。

そういえば…ここにも書いたことがありませんでしたね。




♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

私はアンティーク屋です。
今からほぼ30年前、フランスを中心に買付の旅を開始。
以降、様々な活気ある市を巡るのが楽しみでなりませんでした。
そんな折、ふいに出会ったのがアンティーク市に隣接して並ぶアート&クラフト市。
特にインパクトがあったのは、パリのバスティーユ駅側のセーヌ川沿いに400ブース以上もテントが並ぶ市でした。

どのブースでも、作家さんが直接お客さんと自分の作品を介して話をしている。
そして、手から手へ、作品は直接渡っていく。
なんて豊かな光景なんだろう!

当時、日本ではアート&クラフト作品は発表の場がうんと限られていて、いまひとつ開放感がなかったのです(自分も美術畑で制作していましたので実感)
なので余計に、このダイレクトな現場が印象に残ったのでしょう。
こんな場が自分にも作れるといいなあ〜

そんな想いをぼんやりと抱きつつも時は過ぎ、出産を機にアンティーク屋を一旦休業。

ここからが転機!

出産後5年目。
いつかの記憶と想いが蘇りました!

つくり手と買い手が自由に繋がる場。
そして子どもと一緒に居ながら楽しめる場(自身も含めて)。
アンティークが側にある場。
自分達がしっかり根を張り暮らしていく場。

そうして見つけたのが
ここ、浅間神社。

先に骨董市を続けていた同業者の朱華堂さんに繋いでもらい、
この浅間神社に貴重なご縁を頂く事ができました。
神社関係者の皆さんも、ここに様々な人達が集ってもらえるならと、多大なる協力をして下さいました。

2010年
八王子手仕事アートマーケットのはじまりはじまりです!!

(写真は25年程前のパリ/クリニャンクールと街角)
コメント
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