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日常の視点

ビストロMITSU

2007年10月30日 | restaurant


知人の誕生日と退職の記念(?)を兼ねて、
私が好きな薬院のビストロMITSUに行ってきました。

いとしまに移り住んでからは、毎日早く帰りたい一心で(笑)、あんなに大好きだったディナーの外食も、福岡市内ではほとんどしなくなってしまいましたが、
それでも、ディナーで好きなのはフレンチの「ビストロ」やイタリアンの「トラットリア」と呼ばれるような大衆的な雰囲気な食堂。

それでも、ある生徒さんからは、「もっと、気軽なところを紹介してください!!」とダメだしが入ってしまうのですが、やっぱりおいしいものには、ちょっとくらいの支出は当然の投資。

ビストロミツは、価格のわりには大満足の品質とおいしさで、私は贔屓にしています。
オーナーの平田さんも渋くてかっこいいし、スタッフのみなさんテキパキしていて気持ちのよいお店です。

さて、宣伝はここまでとして(笑)
今回、知人のkimiちゃんのためにオーダーしたのは、ミツの5,000円のコース。
なんと5,000円なのに、メインが魚も肉もついてきます。
これはスゴイ。と毎回拍手。

オーダーすると、「苦手な食材や苦手な肉はありますか?」って聞かれます。
私は、「ウサギとハトは苦手です」ととりあえず答えることにしています。

本当を言うと、何もいわれなければ、おいしく食べれる両方ですが(食いしん坊なもので)、以前かわいいウサギを飼っていたことと、ベランダにくるハトをいまいましく思っていることで、何もそれらを食べなくていいのでは?と思ってとりあえず、決まり文句として行っています。

そのくらい、ミツはジビエ率が高いんですよ~。

まずは、前菜です。



まず出てきたパテは、あっさりとディジョンマスタードとくたっとしたブロッコリーを添えて。
パテの柔らかい食感に合わせて、ブロッコリーもくたっとしているところ、感心します。
そろそろブロッコリーも出始めてこの季節感もいい感じ。
うちのブロッコリーはまだ小さくて、早くうちも収穫したい!っていう楽しいイメージも沸いてきます。食事を楽しむってやっぱりいいな~。


続いての冷菜は、サーモンとゼリーよせ。



見た目の鮮やかさはさすが野菜をうまく使っていらっしゃる。
上にちょこんと乗っているのはキャビアです。

サーモンはほんのちょこっと、こうやって野菜のゼリーよせと一緒に、味わって食べるのがちょうどいいですね。
たまに効いて来るピンクペッパーの香りも素敵で次はなんだろう?っていう期待が膨らみます。


そしてお次は、マッシュルームのスープ。



実をいうと、私、マッシュルームスープ、大好きです。
カフェラテみたいな見た感じ。
カプチーノ仕立てで出てくるマッシュルームスープもよくあるけれど、
私はこのくらいシンプルな方が信頼できる気がします。
トッピングは、トリュフです。
濃厚な味でブラウンマッシュルームを満喫できます。
コンソメもすごくいい感じのやさしい味わいです。


マッシュルームスープでちょっと落ち着いたところで、
次は、メインの魚料理の登場です。



もうひとつのメインは、エゾシカ&フォアグラ。



魚は、野菜たっぷりの華やかさ。
一変、肉は野性味漂うシンプルなワイルドさ。
このギャップ。最高ですね。

この間、私は、お酒を飲めないkimiちゃんを無視して(!)、シャンパン、白ワイン、赤ワインと進んでいきました。

エゾシカとフォアグラのソテーはちょっと木苺の味がしたり、樽のスモーキーな味のするフルボディのワインがぴったり合う(私の好みですが)なあと
ホロ酔い気分ですっかりとコースを平らげました。

この日は、密かにスタッフの方と打ち合わせをしておいて
kimiちゃんにお誕生日のサプライズをしてあげようと計画しておりました。

壁の鏡にペイントしている本日のメニューの中から、好きなスイーツをチョイスできますがkimiちゃんは、スフレのチーズケーキをオーダー。

一瞬、ライトダウンして細いキャンドルを燈してお誕生日のスイーツを持ってきてくれます。

お皿にはかわいくチョコペンでデコレーション。



kimiちゃんは、一瞬びっくりしつつも、とても嬉しそうで、記念写真を撮っていました。



私は、青シソとシャンパンのシャーベットと洋ナシのコンポート。
このシャーベットは通好みです(笑)。

29歳になったkimiちゃん。
20代最後の歳をぜひ満喫してくださいね~!

◇Bistro MITSU

092-713-5227
福岡市中央区薬院2丁目16-11.
エステートモア薬院JOY1F

http://mitsou.co.jp/