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日常の視点

ふだんのごはん「ラタトゥイユごはん」

2007年10月02日 | kitchen


野菜が毎日大量に採れます。
毎週木曜日の出荷に合わせてちょうどよくなるように調整はしていますが、その他の時にちょこちょこととできるもので、自分たちで食べきれない分は、近所のAさんに「野菜詰め合わせセット」ということで、2人暮らしにちょうどいいくらいのちょこっとずつ種類たくさんのセットを販売したりしていますが(Aさんいつもありがとう!)、それでもうちで採れたものプラス毎日畑で他の方から色々いただく野菜など、2人暮らしの忙しい食卓で使い切るのは、結構至難の業!

というわけで、2週間に1、2度は冷蔵庫整理の日と題して、野菜スペースにある野菜を全部どうにか駆使して、食べやすいお惣菜状態にしてジップロックコンテナーに詰め替えて、簡単に食べれるように工夫しています。

そんな冷蔵庫整理の日に役立つ料理が、「ラタトゥイユ」。
野菜のごった煮(?)です。

夏野菜もそろそろ収穫が終わって、終わった苗を引き抜く季節。
夏を惜しんで(もう10月なんですけども?!)最後に夏野菜のラタトゥイユを作ることにしました。

作り方は簡単。
オリーブオイルに潰したにんにくを入れて、オイルに香りを移したらその日にそこにある野菜・・・今日のうちの場合はナス、冬瓜、パプリカ、ピーマン、玉ねぎ、万願寺とうがらしを一緒に入れて蒸し焼き状態にします。

本当は、個別にじっくり炒めてそれを一緒の鍋に戻した方が、美味しさが増しますが、家庭料理なのでその辺は今回は省略。いっぺんに炒めます。

野菜がしんなりしてきたところで、うちの場合は湯むきしてストックしておいたトマトや頂き物のトマトなんかをどばっと投入。

ローリエの葉っぱを入れてしばらく煮込んで、馴染んできたらオクラとインゲンを入れてあと一煮込み。

カレーのパウダーを加えてあとは塩やコショウ、お醤油などで味を調えたら出来上がり。

次の日あたりのブランチにあつあつごはんにかけて食べるとおいしいですよ。
お弁当のかわりに、ジップロックコンテナーにつめたラタトゥイユにパンを持っていってもよかったです。

畑に行っては何度も何度もいただいた「冬瓜(とうがん)」は、おすそ分けしたりして配ってまわったけれど、そんなに一般家庭で好んで使う食材ってわけでもなくて、これ以上どうしようかしら?と思っていたのですが、こういうのをまとめて作っちゃうと簡単に食べれて素晴らしいな!と思いました。

冬瓜、パプリカ、オクラ、ナス、のような野菜は夏から初秋のもの。
旬の終わりを惜しんで作るラタトゥイユってのはなかなか風情があるものです。
オクラを入れているのでカレーを足しましたが、カレーのつもりで作るんだったら、最初からにんにくとクミンとかジンジャーとかのスタータースパイスを先に炒めてサブジ風にしちゃうのもいいですね。

今度はサブジにしてみようっと。