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日常の視点

虫喰いカリフラワー

2006年11月05日 | my畑
畑の主のHaradaさんからいただいて
ジャガイモの後の畝に植えたH’sカリフラワーの苗の一部が、
青虫に喰われまくってこんなヒドイことになってしまいました(笑)。

いや~
これだけは、不可抗力。

去年もこんな風にHaradaさんからいただいたカリフラワーは
おいしすぎるのか、やっぱりこのくらい虫喰いしていましたが
だんだん寒くなってくると青虫もいなくなり、
葉っぱはひどいけど中身はそれはそれは美しいカリフラワーができました。

だから心配はしてませんが、
畑も2年やっているとだんだんわかってくることがあります。

最初に開墾させていただいた2年使用の畝に植えた、同じHaradaさんちのカリフラワーにはまったくといっていいほど、虫がついていません。

今回の画像のようにひどく虫喰いがしているカリフラワーを植えている畝は
実は開墾してから半年目の、まだ新しい畑。

じつは、そうじゃないかと考えていたけれど、
去年カリフラワーを植えてひどい虫喰いにあったのも
やっぱり開墾したての新しい畝でした。

そうだなあ。
やっぱり土は生きていて、
何かそこで育つことによって、微生物が発生して段々いい土になったり
土としてのバランスがよくなっていくんだな。

土作りは3年はかかるといいますが、
農薬を使わず、化学的な肥料を加えていない3年目に入る最初の畝は
土自体が元気がいいから、その栄養分をうけて育つそこに植えつけた野菜たちは
病気になりにくい、というか、外敵を跳ね飛ばすくらいの何かパワーがあるんでしょうね。

人間も、同じ環境にいても病気しやすい人と
免疫をもっていて跳ね飛ばしてしまう人もいるように、
あきらかに多く虫がついてしまう野菜は、きっと脆弱な土のせいで
虫により喰われ易くなっているんでしょうね。

虫がついていない野菜は、すべて農薬がかかっているかのように思っていましたが
本当に元気な土の上で育っている野菜だったら、虫すらも寄ってこないんだな、
と、ちょっと勉強になりました。

何事も一概には言い切れない事情があるようです。

※でも、ほとんどの場合、売ってる野菜には農薬は大なり小なり散布されているようです。
土を作る3年の間にかかるコストは、それで生計をたてているかたがたには大きすぎるリスクですもの。
消費者の考え方を変えない限り、この状況は続くように思います。





畑の宝石 続編

2006年11月05日 | my畑
ついこの間、ブログでご紹介していました、
ブロッコリーについた朝露の話です。

この前の説明通り、今回、ちょうど日に当たってキラリと煌めく
畑の宝石の決定的瞬間?!をカメラにおさめました(笑)。

本当にキレイでしょう。

心が洗われます。