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クラヴィコード徒然草ーLife with Clavichord

チェンバロ、クラヴィコード製作家 高橋靖志のブログ
製作にまつわるあれこれや猫との暮らし、趣味のオーディオについて

新潟県内の放射線量の推移

2011-03-22 17:16:28 | Radiation accident
新潟県が公表している観測データをグラフにしました。


IRSNの東京での観測データを元にしたグラフと同じく、やはり15日に突出しています。
新潟県内では18時に数値が高くなっていますが、時間的にはこの辺の状況↓(図に表示された時間はUTC。日本時間は+0900)


こちらは現地時間との表示


どうも14日の3号機の爆発によるもののようです。

3月15日

2011-03-22 09:53:01 | Radiation accident

source: IRSN

source: Spiegel

二つのグラフから、3月15日に放射性物質の大量放出が起きたことがわかります。
3月15日の午前6時10分に2号機が爆発しました。またほぼ同じ時刻に4号機の核燃料プールでも爆発がありました。どの号機のどの部位からどんな種類の放射性物質が放出されたのかについては、今のところ詳しく公表されていません。

拡散の様子

2011-03-22 08:48:28 | Radiation accident
フランスの研究機関(IRSN)による放射性物質拡散のアニメーション
3/13から3/20までの状況です。


オーストリアの研究機関(ZAMG)
Spiegelの記事のソースですね。こちらは今後の拡散のシミュレーションのようです。
日本近海だけではなく、地球規模でのシミュレーションがされていますが、キセノン133はシベリアやアメリカにまで到達しています。


日本でも同様のシミュレーションがされて国に報告が行っているようですが、公表しないそうです。
asahi.comの記事


7日目…

2011-03-17 10:26:16 | Radiation accident
昨日から真冬のような天候。外は氷点下、時折吹雪。東北の被災地の方々にはあまりにも過酷な天候。胸が痛みます。
地震、津波に加えての原発災害は救援活動を不可能にすると、もっとも恐れられていた事態ですが、それが現実になりました。
現地では決死の作業が続けられていますが、刻々と悪化しつつある事態に、何が最善策なのか、東電や原子力安全・保安院には当事者能力があるのか、様々な疑問が生じつつも、効果があることを祈るしかありません。

ドイツ誌Spiegelのwebサイトでは、Katastrophe in Japan の文字が…
http://www.spiegel.de/thema/erdbeben_in_japan_2011/
このページのGRAFIKEN: AUF EINEN BLICK のリンクから、風による放射性物質(ヨウ素131)拡散の様子をアニメーションとして見ることができます。
今のところは北西の風によって海側へ流れていますが、これを見ると風向によっては深刻な事態も予想されます。