練習試合と大会をふり返って

武修館の二枚看板の一人、トシキは本来の強さが出てきている。

県の選抜チームの大将にも危なげなく２本勝ちを修めた。

間合いでの攻防、相手のじょうたいに応じて打ち分けられる小手面

何といっても気迫が充実している。

サイヤ人化しつつある。今後スーパーサイヤ人３、４と進化を遂げていくだろう。

もう一人の看板、モッチャン、

県の選抜チームの子にも得意の小手を決めて勝っていた。

ただ、本来の調子にはもう一つといったところだ。

トシキも調子がよくないときに悩みに悩んだ。

強いモッチャンをうらやましく思ったと思う。

モッチャンは本来はもっともっと強い、焦らず稽古を積んでいくとよい。

必ずスーパーサイヤ人３、４になっていく。



県武道館での大会では

ミヤボウも跳ね足も出なく力強く気合もすばらしかった。

普段は物静かなユウトもサイヤ人になっていた。

ミヤボウ、ユウトが熱く燃えた。

見ている我々も燃えた。

ショウイはこの切り替えし、打ち込みに関しては

金原先生も目を細めるぐらいにいいし、絶賛していた。

最近、気持ちが前に前にいってすごくいい。

この集結が「銀メダル」につながったと思う。



低学年、３回戦進出の立役者はランだ。

スピードはさほどないが打ち一つ一つに切れがある。

ランだけが３戦全勝だった。

Ａチームの銀メダルが一つあまっていたので

金原先生が全勝賞といって銀メダルをあげた。

すごくすごくうれしそうだった。

＊ランは、いよいよ試合だから面つけるぞと言うと

　必ず、トイレに行くか、ドリンクを飲む。

　ひょうひょうとしてなかなかつかめない。