先日、仕事をお手伝いをしている方の案内で、読谷村にある「やちむんの里」に行きました。
この辺りは、もともと嘉手納基地の弾薬庫があった場所だそうで、民家に隣接していたために、色々な問題があったために返還さえることになりました。
そうすると、地主の方々は地代に換わるような土地利用を求めてくるのですが、時の村長さんは、「地代に代わるものは、文化やアイデンティティに関わるものしかない。」と考えたそうです。
一方、ちょうど同じ時期に、伝統的な登り窯は薪を燃やしつづけるためにどうしても黒煙があがるため、市街地での登り窯でのやちむん製作が難しくなり、登り窯でのやちむんにこだわった陶工達が、その行き場を探していたということがあり、この場所に焼き物の工房を集めた「やちむんの里」を作ることになったとのことでした。
上の写真は、二番目に出来た登り窯です。
その内部は、このようになっています。