コロの散策記

気の赴くままに、沖縄の風景などを紹介していきたいと思います。
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屋根の上に上がると、

2006-06-08 23:58:04 | エコロジーはエコノミー
 
サッカー場の屋根の上に上がると、一面に太陽光発電装置が広がっていました。これは、サッカー場の改築の際に、フライブルグ市のエネルギー政策のシンボルとして、太陽光発電装置を取り付けようという提案がされたことがきっかけで、設置されたということです。この太陽発電装置は、モジュール5個一口(約70万円)で区分所有を市民に分譲したところ、すぐに完売したということでした。
 
 フライブルグを中心とする地域では、無料で屋根を提供してくれる企業の屋上に太陽光発電装置を取り付け、市民に分譲するという取り組みが行われています。それは、太陽光発電装置を設置することができる屋根を持っていない一般市民の方でも、新しいエネルギーの普及に参加できるようにという取り組みです。


 ドイツでもこんなに太陽光発電装置の普及に努めているのだから、沖縄でももっと普及させることが可能では。と、思ったのですが、沖縄は曇りの日が多いので、年間の日照時間はあまり長くありません。(日射量は多いんですけどね)それに毎年、襲来する台風被害などを考えると、どうしても割高になってしまいます。

 自然条件、社会条件などいろいろな要素から、それぞれの地域にあった新しいエネルギーを見つけださないと普及させるのは難しいよね。