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映画音楽史(145) 『ティファニーで朝食を』 1961年公開

2014-06-03 00:20:33 | 映画音楽



『ティファニーで朝食を』 Breakfast at Tiffany's (米) 1961年制作
監督 ブレイク・エドワーズ
音楽 ヘンリー・マンシーニ
主演 ホリー … オードリー・ヘプバーン
    ポール … ジョージ・ペパード
    フェーレイゾン … パトリシア・ニール
    サリー・トマト … アラン・リード
    ユニオシ … ミッキー・ルーニー
主題歌 『ムーン・リヴァー』 ( Moon River ) 演奏・ヘンリー・マンシーニ楽団

トルーマン・カポーティのベストセラーをアレンジ、都会風な洒落たセンスで仕上げたロマンチック・コメディー。
ニューヨークのアパートに名のない猫と暮らしているホリーの上階に貧乏作家のポールが引っ越してきた。
中年女性のパトロンがいるポールだが、気まぐれで洗練された不思議な魅力を持つホリーに本気で興味を抱く。
だがホリーには服役中の麻薬密売王との随時面会しているという変な噂もある。ポールは自分の小説が売れた
のを機にパトロンとも手を切りホリーに求愛しようとするがホリーはブラジルの富豪との結婚を夢見ている。
ある日、麻薬王の犯罪ほう助の疑いでホリーは逮捕されたがポールのお陰で保釈された。ポールはタクシーの
中で意地を張るホリーと口論、ホリーも怒って愛猫を雨中に棄ててしまう。しかし、ポールの真剣な愛を悟った
ホリーは雨に濡れながら猫を必死で探す。

主題歌の『ムーン・リヴァー』はヘンリー・マンシーニ作曲、ジョニー・マーサー作詞で、今日では映画音楽の名曲
となっています。アメリカではミリオンヒットを記録しましたが、封切り当時の日本ではあまりヒットしませんでした。
映画では、タイトルバックとエンディング、そして目玉として劇中にオードリー自身がギターで弾き語ります。

Moon river, wider than a mile
I'm crossin' you in style someday
Old dream maker
You heart breaker
Wherever you're going I'm going your way

↓はヘンリー・マンシーニ楽団の『ムーン・リヴァー』 YOUTUBEより


↓はオードリー・ヘプバーンの『ムーン・リヴァー』 YOUTUBEより