小鳥のダンス♪ 

週末に撮影した野鳥をのんびりUPしていきます。
自他ともに認める時差ブログです。  あしからず。

Pure & Mix

2019-04-16 | 野鳥
潮が引き始めた河口にヒドリガモの群れが集まって採餌したり休憩したりしていました。
観察できる距離だったので双眼鏡で見てみると、少し変わった個体が複数羽混じっているのを見つけました。
アメリカヒドリ × ヒドリガモの交雑個体だと思います。

 ** 個体1 **

  頬にアメリカヒドリっぽい特徴が出ている個体。目のまわりの色は緑ではなく赤褐色。



  脇は灰色でヒドリガモ的。



  嘴基部の黒斑はほぼないが、両端に少し黒斑があるようにも見えます。



  雨覆が白くなく、幼鳥だとわかります。




 ** 個体2 **

  クリックで別画像
  個体1と似た外観の個体。が、雨覆が白く成鳥。



  個体1(左)と個体2のからみ。




 ** 個体3 **

  クリックで別画像
  あまり観察できなかったけど、個体1と2に似てる個体。
  頬が他の個体よりもクリーム色だけど、まだらに赤褐色が混じっています。




 ** 個体4 **

  目のまわりから後頸が緑色でアメリカヒドリ寄りの個体。
  脇に灰色があるので交雑。




ヒドリガモの群れから交雑個体を探していると、純粋なアメリカヒドリも一緒にいるのを見つけました。
顔の色合いなどから、恐らく今季別の場所で観察していたアメリカヒドリが
この河口に移動してきたんじゃないかと思います。
(個体識別ができているわけじゃないので恐らくですが。別の場所で観察した個体はこちら

  クリックで別画像


交雑個体4と純粋なアメリカヒドリはじっくり観察したので、後日別記事にアップしたいと思います。


もう1羽、気になる個体が・・・
実は一番最初にこの個体を見つけて撮影中に他の交雑個体♂を複数見つけたのでした。




♀なのですが、他のヒドリガモ♀と違って白い部分が目立っていて気になりました。
帰宅後図鑑などで調べてみると、アメリカヒドリとヒドリガモの識別で
『アメリカヒドリ♀成鳥の大雨覆は白色帯となる』と書かれてあります。
ヒドリガモは白色帯にならないそうです。
それを踏まえて画像を見てみると・・・。

  羽づくろい中。大雨覆が白色帯になっているように見えます。


  クリックで別画像
  真ん中の個体。手前はヒドリガモ♀成鳥。



  頭は灰色とは言えませんが、奥のヒドリガモよりも淡色に見えます。


  クリックで別画像
  左向きと右向き(クリック画像)



  嘴基部に黒斑はありません。


  クリックで鳥部分拡大
  エンジェルポーズをしてくれました。腋羽は白くなく、ヒドリガモ的。


この個体はアメリカヒドリとヒドリガモの交雑個体の♀なのでしょうか?
それともヒドリガモ♀・・・?
私は純粋なアメリカヒドリ♀は見たことがありませんし、今までヒドリガモの♀もじっくり詳しく観察したことはありません。

ご意見・ご教示いただけると幸いです。



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