増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

自分で探して、自分で決めて、自分で受ける施術

2013年07月02日 | アレルギー・NAET
3月頃、Drデビとやり取りする中で、NAETのことが記事になったのがあるから、日本のウェブサイトでも紹介したら?と送られてきた。
それが先日NAET JAPANウェブサイトにアップした記事だ。まだ見ていない方は、「掲載雑誌」のところをのぞいてみてください。

以前発表された自閉症治験に関するレポートも一緒にアップしておきましたが、すいません、未翻訳です。自閉症治験DVDの内容をまとめたものだと思っていただければいいでしょう。
また、7月のセミナーでその続編、新しいDVDを字幕付きでお見せできると思います。

アメリカ在住の日本人施術者3名(中野佐智子先生:シアトル、藤井夕美先生:ハワイ、木川知恵先生:ロス)に忙しい中、翻訳をお願いし、増田カイロの会計・ウェブ・ショップ・代理担当のスーパースタッフ桐井さんが、休日返上で編集ソフトを駆使し、字幕をつけてくれました。
私にはできないことばかりで、本当に皆様ご苦労様でした。そしてありがとうございました。

新しい治験DVDは、セミナー後見直ししたのちに完成させ、年内には販売予定(売上はNARFというNAETの研究機関へ寄付)です。

話を元に戻すと、Drデビのお膝元、アメリカでさえ、NAETのようなエネルギーメディスンは、現時点においてまだ大海の一滴です。だからこそ怪しい宗教のように思われたり、西洋医学やカイロなどほかの医療分野からは排除や非難・批判の対象となったりする現実も、もちろんまだあります。

しかし大事なのは、「その人が何をしているか」ということ。
そして、それをしっかり見抜く眼を、ひとりひとりが持たなければいけない、ということ。
あらゆる情報を多角的に集めた上で、それを改めて総合的に、主観ではなく、客観的に評価・判断すること。これがサイエンス(科学)です。

「真夏の方程式」を早速見てきましたが、人間と自然の共生について、湯川先生はそれを「選択の問題だ」と表現しました。

どちらが良い、悪いという論理では、いつまでたっても平行線。
人間が社会生活を送るうえで便利さという恩恵を受けながらも、環境破壊を最低限に抑えるべく建設的な意見交換をしながら、より良い到達点を見つけ出していくのが、今の子供やこれから生まれてくるであろう人たちに対する、今を生きる我々の役割ではないか、というところに映画のテーマを観た気がします。(映画の点数は、2人とも9点)

またまた本題からそれたので戻しますが…、Drデビは、これまで自分のセミナーを受けた後、類似テクニックを「独自のもの」と打ち出している他のセミナーに対して、患者の役に立つならそれでいいと、ずっと目をつぶっていました。また他の医療関係者との共存を望んでいますから、他の既存の治療・施術も患者にとって必要なものであれば、NAETと併用することは何ら問題ではない、というスタンスをとっています。

しかし、ここ数年は、Drデビの講義を過去に受けて、もしくは受けていなくても誰かからの聞きかじりで自己流にテクニックをアレンジし、テクニック名を変えてアメリカや他国でセミナーを開くようなモラル違反の医療者が増えてきました。(どれも似ているから、患者さんには区別がつかないです)

またDrデビのセミナーを1~2回受けただけで、ほぼ自己流に進めているにもかかわらず、「NAETをしている」と患者に宣伝・集客し、かつトラブルを起こしている施術者も海外において一人二人ではないようです。無知ほど、無智ほど、怖いものはありません。

こういうモラル違反の施術者によって被害をこうむった患者からのクレームは、結局Drデビのところに行くわけで、本当のNAETを受けていないのに、「NAETはダメだ、効かない」と言われることに対してDrデビも息子のDrロイも、みな心を痛めています。

だからDrデビは、本当のNAETはこういうものですよ、というものをウェブサイトに新たに載せたり(翻訳中)、本やガイドブックを自分できちんと読んで、施術の知識をあらかじめ持っておくことを強く推奨しています。私にとってもそうですが、DrデビにとってのNAETは自分の命と同じですからね。

そんな中、内科医の妻がなぜ西洋医学を捨てて、不思議なおまじないみたいな施術をあえて選んだのかを不思議に思った夫の、ジャーナリストとしての視点で書いた記事が載ったというわけです。最後に奥さんは、NAETという名前をウェブサイトから消した、と締めくくっています。

それはNAETとあえて表に出さなくても、口コミで自分を見つけてきてくれるような、自分からNAETを望む患者さんにこそ、施術がより生きる・効果を発揮できると感じられたからにほかなりません。それは、患者さんにとって、「特定の医療・施術に対する有効度・必要度が高いこと」が、まず第一の成功条件だ、ということを意味します。

私もNAET JAPANや増田カイロのウェブサイトは出していますが、それ以上の宣伝は不要と考え、すべて断っています。時代がエネルギーメディスンに追いついていないこともありますが、自分から拡げるのではなく、勝手に拡がっていくまで待つことのほうが、私には大切だと感じるからです。

NAETは、私にとっても、それだけ大事な、大事な宝物です。
院長も私も、自分の命と引き換えにしてでも、この大事な宝物を守る覚悟はもうできています。

それだけ思いいれのある施術ですから、患者さんと笑いも涙も共有しながら、二人三脚で、これからも一歩一歩カメさんのように歩んでいきたいと思っています。

そして最後に蛇足ですが、この記事には、別の意味で一番(?)大事なポイントがあったんですけど、わかりました?
(ヒント:数字)