増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

こちらはきましたよ。そちらはどうですか?

2013年02月04日 | アレルギー・NAET
1月31日頃からここ静岡では花粉を引き金とした症状がチラホラ見られています。

発熱(37~39度台)、風邪症状(病院ではインフルエンザといわれます)、眼・耳・鼻・のど症状、頭痛、めまい、判断力低下、眠い・眠れない、便秘・下痢、頻尿、関節痛、痛み・痒みの悪化、感情コントロール不良(イライラ・うつうつ・パニック・不安など)、多動の悪化など。

引き金となった花粉や花粉のフェノリクス成分にアレルギーが強くあるなら、花粉関連の除去を優先させます。

症状はあるけれど、花粉関連アレルギーの程度が低ければ、弱アルカリ性の身体を創り上げる体質改善のほうを優先して行きます。

以前にスギ花粉のアレルギー除去をある程度している人は、花粉が来る前にはほとんど反応が出ません。しかし、実際に花粉が来ると、未完成部分の隠れていた反応が出てきます。もちろん完璧に済んでいる場合には、反応は永久的にでません。

これはインフルエンザも同じ。昨年末のチェックで反応しなくても、今年に入って全国的なインフルエンザポテンシャルが高まることによって、わずかに自分の中に隠れているものがでてくることを確認できます。「緩んだネジ」はちょっと締めなおせばいいだけですから、必要な組み合わせ項目(特に免疫系)を済ませば、すぐに反応は消えます。

そしてこの時期、自分ももしかしたらそうかな??と思う人がすぐ出来ることは、これまでにも触れていると思いますが、砂糖・米をまず止めてみることです。それでもちょっとまだなあ??という人は、卵・麦も諦めてください。

スギ・ヒノキ花粉と交差しやすいといわれるトマト・リンゴ・桃・メロン・キウイも反応する方は摂りすぎに注意しないといけませんね。

特に症状は出始めの1~2週をどう過ごすかがポイントです。くさいにおいもそのうち慣れますでしょ、それと同じで脳が反応性を下げてくれますから。そこで甘いものや米を我慢するのと、しないのとでは大違いです。もちろんアレルギー除去を全くしていない人なら、花粉期間中の糖質制限は続けられたほうが安心でしょう。

中には花粉のアレルギーというよりも、花粉を引き金として潜在感染源であるピロリ菌やヘルペスウィルス群(単純ヘルペスウィルス・帯状疱疹ウィルス・突発性発疹ウィルスなど)、カンジダ菌が騒ぎだした結果として、眼・耳・鼻・のど症状を初めとした、何らかの症状が現れる方もいます。

こういう場合は感染源がもたらす炎症なので、消炎鎮痛剤でいえばイブ、そして金時ショウガサプリも症状を抑えるのに有効です。有効度・必要度の高い人には、この時期茶々の金時ショウガ粒を使いますが、もちろんショウガにアレルギーがないことが大前提です。
ちなみに感染源の関与しない花粉による頭痛には、セデスのほうが有効です。

備えあれば憂いなし。
嫌な予感がする人は、さっそく準備に取り掛かってくださいね。

ニュースでは今年はたくさん飛ぶという予報でしたが、スギさんに聴いたところではそうでもなさそうなので、たくさん飛んでこないことをみんなで心からお祈りしましょう。強い願いは、きっとかないますから。