増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

今日はやたら多い・・・

2013年02月10日 | アレルギー・NAET
日本は四季があって美しい国。
だけどアレルギー施術をするものにとっては大変な国。
世界で一番アレルギーが強く、根深く、複雑きわなりない国、日本。(おそらく中国・韓国もだと思います)

気候が変わるがゆえに、それに伴うアレルゲンの量も半端でない。
酸性体質・アレルギー体質の方が元気に過ごすには、いろいろな項目の除去が必要となる。

農作物・農薬・電磁波・抗生物質などに対する規制が強いヨーロッパからの患者さんのほうが、症状のわりには、もともと持っている身体の土台が、日本人の患者さんより強いように感じる。こちらに見えた方だけでの感想だから、そうはっきりと言いきることはできないのですが、向こうの硬水がいいのか何だか…、そう感じます。

この時期特有のアレルゲンとしては、花粉・果物など花粉と交差しやすい食物・風(強い風が多くなる)・感染源(特にウィルス・細菌)・受験がらみのストレス・これから来る黄砂、そしてニュースでよく聞くようになったPM2.5辺りがよろしくないです。

こういう時期は日ごとに異なる問題が勃発しますので、こちらでは毎回の優先項目を患者さんの身体(脳)に聴いてから除去するようにしています。そうしないと本当の問題を見逃すからです。

医療者の知識や常識だけで判断し出した答えは、「的を得ていない」ことが現実に多々あります。医療における今の常識や最新ニュースも、10年も経てば非常識となるわけですし、「知識や常識の外に本当の答えがある」ということを医療者がまず知らなければ、この間違いは当分繰り返されるでしょう。


話がそれましたが、前回や昨日の施術で優先項目に食べ物とか感染源で出ていた人の多くが、今日は「吸うもの」とでます。

スギ花粉の人、そして目立ってやたら反応するのがPM2.5。

見えない分やられている実感はないんですけど、確実にみなさんの免疫システムを狂わせているようです。除去後の制限期間も1日から10日と個人差が大きい。もちろんアレルギー度が大きい人への影響度は強いです。

花粉やPM2.5を吸い込むと、身体を守る免疫に関わる兵隊さん方(NK細胞・抗体・インターロイキン・インターフェロンなど)がまずやられます。だから無防備になるんです。

そこに今だ~!とばかりにヘルペスウィルス・ピロリ菌・大腸菌・歯周病菌・クラミジア・カンジダなどの潜在感染源があちこちで騒ぎ出します。そして生まれたありとあらゆる症状が、その結果です。

だから症状を消すことは、何ら意味を持たないことがわかるでしょう。

しかし「いや、とにかく症状を早く消したいんだ」という人は、薬を使えばすぐ消えるのですからそれでいいと思います。こちらでも薬を否定しませんし、西洋医学の薬も漢方薬も必要ならよく使っています。

一切の薬は使いたくない、だけど早く治したい、というのは、アレルギーの軽い人ならできますが、重症アレルギー体質の方には無理な相談。1000円しか持っていなければ、ラーメンとかさわやかのハンバーグ単品を食べればいいだけでしょ、それなのに高級フレンチのフルコース食べさせろと言われるようなものなんです。

でもそれが無理だということを患者さんも、医療者もわかっていないことがよくあります。症状が嫌だからといって、それを消すことを患者も医療者も求めます。しかし症状だけを消すことは、本当の問題を隠すことになり、あとで大きな別の問題としてでてくるのです。

「症状を消す=くさいものに蓋をする」です。

だから私は「症状をすぐに消します」と平然と言える施術者・医療者がいたら、「私はくさいものに蓋をするのが得意です」といっているんだと理解します。決して「治癒や改善を意味していない」ということです。

また随分話がそれましたが、とにかく今日はPM2.5がでてきた人が多かったので、皆様も免疫力を落とさないよう十分お気をつけください。

何をって、まずは甘いもの・米・酒、そして嫌なことや電気製品の使用を控えて、体内感染源を刺激しないことです。またショウガやビタミンDのサプリも体内感染源にしたら空爆ですから、「何するんじゃ~」と反撃してくるかもしれません。ですから、「飲んで不快なサプリは直ちにやめる」ことです。その代わり動物タンパクと塩分はしっかり摂っておきましょう。