増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

てんさいはわすれたころにやってくる

2012年02月11日 | 近況
「てんさいは忘れた頃にやってくる」という言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。

しかし誰が、いつ、何に対して言った言葉かを知っている人は、そういないのではないでしょうか。
もちろん院長は知っていましたが。。。

私は、耳で聞いた事があるだけなので、ずっと、天災じゃなくて、天才だと思っていました。
われながらおバカです。四谷大塚でも、日進でも、秀英でも勉強してきたけど、単なる知識と智慧は違いますからね。。。

これは寺田虎彦という学者が残した言葉。
彼は、天災の被害・影響などをいろいろ調べたようで、その中で残された言葉だ。
この人は物理・科学の研究者であり、かつ文学もたしなむ多趣味な人であったようだ。
院長の本棚にももちろん、この人の、もしくは関連した著書がたくさんあったので、今度読んでみようと思う。

2011年3月11日から11ヶ月。
もうすぐ1年を迎えようとしている。

何が変わって、何が変わっていないのか。
被災地から時間と距離が遠く離れれば離れるほど、他人事となる。

しかし、天災は忘れた頃にやってくるのである。
地球上の、日本のどこで大地震・津波・地割れ・噴火・土石流が起こってもおかしくないのです。

被災地の復興、そして原子力発電に関わる電力供給問題は、日本の将来に大きくのしかかる。
私たちにできることは、被災地に対する継続的な支援、そしてお任せではなく、国民としての責任をひとりひとりが負うこと。

それに加えて、自分のところに地震が来たら、津波が来たら、噴火が来たら…という、万が一を想定しての十分すぎる準備が必要でしょう。とはいえ、いつ、どこで遭遇するかわかりませんから、どんな準備も100%にはなりえません。

もし100%に近づけたいなら、今日を、今をしっかり生きてください。自分の死を、家族の死を、大事な人の死を意識して。毎日、毎日を、一期一会の精神で、後悔なく終わらせることができているなら、死に対する恐れはさほどないはずですから。

災害に対する準備とは、物的準備と心的準備の両方を指すのです。

だからこそ、オ・ポノポノでも使われているような簡単な言葉、だけど人と人とのつながりの中でとても大事な言葉をおろそかにすることなく、自分に対して、そして言うべき人に対して、恥ずかしがらずに、もったいぶらずに発するべきだと思います。

言葉はただなのに、すごい価値を持っているんですから。
でも、どうしても言えなければ、カードでも、手紙でもいいでしょう。

「ありがとう」
「愛しているよ」
「ごめんね」
「許してね」
「信じているよ」

まずは最も身近な自分に、そして家族に使っておいてください。

子供がこういう言葉をいえない場合、それは親が使っていないから。
親が親に対して、伴侶に対して、子供に対して、他人に対して。
子供は親の真似をします。良いことも、悪いことも、分別なく真似をします。だから怖いんですよ。


そして話はちょっと飛びますが、先日「地震は予知できる」早川正士著、KKベストセラーズを読んだ。
私自身は予知に関して全くの素人だが、時々自分のために、筋力検査でいろいろとチェックしているので、物理科学的見地からこの学問に興味を持った。

著者は電通大の名誉教授で工学博士。
地震の前兆である電離層における電磁波の伝搬異常を計測、研究しており、これを「地震電磁気学」と呼んでいた。

東大の地震研究所などの地震学者には無視され、国からの補助金も下りないという状況の中、ひたすら自らの信じたわが道を進む人たちがいることを知った。私の現在の立ち位置とも少しオーバーラップした。興味のある方は、本を読んでいただき、また「地震解析ラボ」というサイトも見てみたらいいでしょう。

また以前もここに書きましたが、行徳地震前兆観測プロジェクトやそのリアルタイムグラフ By SCもたまに見させてもらっています。

ちなみに私がたまにチェックすることといえば、静岡に大きな地震の来る可能性、引っ越す必要性、地震保険に入る必要性、地震予知システムの会員になる必要性、全国各地域における大きな地震が1~2週間以内に来る可能性などである。

合っている、合っていないは別として、とりあえず準備のひとつとして、自己責任において、自分を守る為にやっていること。
本来の仕事ではないから、あえて公表はしません。だけど、地震保険に入りますとか、○○にいる家族を○○に移動させましたとか、この場を借りてちょっとは匂わせることは出来ると思いますので、参考になさりたい方はどうぞ。
でも参考にするもしないも、自己判断でお願いしますね。

何事も、備えあれば憂いなし。
でも賞味期限のチェックは人任せな私です。。。

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