生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

寒い⇒免疫低下⇒カビ・ウィルス・細菌が活性化⇒感染・集中力低下・体調不良のループ

2023-11-20 | 体調管理
先日、冷えを引き金に潜在感染源が騒ぎだし、いろいろな心身の健康問題に繋がることを書きました。
少しそこに追記しておきます。

どんな心身の症状・病態・疾患も「犯人は潜在感染源」(もともと体に住み着いている感染源)と私は考えています。
そしてその潜在感染源のなかでも、まず先に騒ぎ出すのは真菌(体に住んでいるカビ)です。

真菌の代表はカンジダ・アルビカンスですが、これ以外にも住みついて悪さをするカンジダは何種類もいます
また日本は発酵食の国でもありますから、日ごろ口にする飲食物に含まれる酵母(食べるカビ)にやられている人も多いです。

身近なところでは、パン、ビール・ワイン・日本酒・焼酎などの酒類、甘酒、味噌・醤油・酢・みりん・麴などの調味料、ぬか漬け・キムチなどの漬物類、フルーツ、チーズ・ヨーグルト、酵母のサプリメントなどがありますから、どなたも口にして、日々体内に取り込んでいることでしょう。

これらにアレルギーがあれば、そしてアレルギーがなくても摂りすぎれば、体内に住んでいるその他の真菌、およびウィルス・細菌たちを刺激し、活発化させます。
それによって急性・慢性炎症が悪化し、いろいろな健康問題に繋がります。

麹・酵母が自分に合っている人には良いのですが、良かれと思って麹・酵母を多用して、あとで体調を壊さないよう、何事も「ほどほど」にしておきましょう。
もちろん、アレルギーがあればなんでも逆効果に働きますので、まずは控えておくべきですから、アレルギー除去して適量を安全にお使いください。

カビ・真菌にやられると、痛み・かゆみ・しびれ・めまい…のような一般的な症状だけでなく、集中力が低下します。
また勉強・仕事・生活において、できたことができなくなります。体がこわばり、思うように動かなくなることもあります。

カビエキスの投与で、すらすら解けていた計算問題が全くできなくなる子、マネキンのように全身が硬直してしまう人などの動画が、Dr.Rapp(ラップ)の環境医学研究所のビデオでみることができますが、現実に身近な人にも起こっていることじゃないかしら・・・、と思います。

ただ、それに周りの人が気が付かなければ、勉強のできない子・自分で動けない人、で終わってしまいます。
神経系・精神系の病気?として、過剰な医療介入がされることもあるかもしれません。

掃除を徹底したり、カビの影響の少ないところに引っ越すことで解決するかもしれませんが、日本はカビ天国なので、なかなか大変です。
ほこりの中にもカビはいますし、部屋に植物があったり、動物を飼っていればさらに多種多様のカビが影響していると想像できます。
自然もいいけど特に土はカビだらけですからね。それが本来の姿なのですが、アレルギーのある人にとっては逆効果となりえます。

カビ・ダニシーズンには、つまづく・転ぶ・階段・高所からの転落、運転ミス、仕事やテストでのうっかりミス…、といったことが良く起こるようになります。
またメンタルもやられやすくなるので、精神的に不安定になったり、敏感性が高まったり、自殺願望が出たり、無意識が悪いことをしたくなったり…、ということにもつながります。

自分は大丈夫と思わずに、どなたもくれぐれも気をつけておきましょう。
他の人のミスに巻き込まれないように、先々まで予測して気をつけておくことが大事ですね。(すでにカビにやられていたら、できそうにないですが…)

そして感染と体温は切っても切り離せません。
潜在感染源による慢性炎症が起きていれば体温はさがります。35度台、高くても36度前半の人慢性炎症状態です。
また常に真菌による影響を受けている人は37度前後の微熱が続きます。

以前にも書いていると思いますが、花粉・黄砂を引き金とした急性炎症では38度程度の高熱が1回出ますが、それでおしまいです。
ウィルス・細菌感染では、38度以上の高熱を繰り返しますので、病院に行くのは2回目の発熱以降にしてください。
1回目の発熱に対しては、身体を冷やしたり、自分が使える解熱剤や尿でのゲートマッサージで対応すれば十分です。

慢性炎症状態は、体液が酸性で、かつ低体温なのです。
だから常に朝一番尿のpHを弱アルカリ(7.4前後)、そして起床時体温36.5度を体調の目安にするよう伝えています。
その為にすることも伝えています。ただそれをするしないは自分次第です。

自分の人生・運命のハンドルを握っているのは自分自身ですから、こちらから強要はしません。
したい人はする、したくない人はしない、それが「反省しても後悔しない」に繋がりますから、それでいいのです。
ただ、個人的には、自己管理しなかったために起きた体調不良・病気に対して、制限なく湯水のごとく税金を使い放題の今の医療保険制度には不快感しかありませんが。

「朝一番尿のpHと体温が安定」していなければ自分には慢性炎症が現在進行形で起きているから、いつ大きな病気(がん・脳卒中・心筋梗塞・認知・自己免疫疾患など)が来るかわからない、それは仕方のないこと、と覚悟しておいてください。

血圧・コレステロール・血糖などのデータを見ても、薬を出すだけなら、はっきり言って意味がないのです。
降圧剤・高コレステロール薬・血糖降下剤、これらを使って血液データを整えたとしても、がん・脳卒中・心筋梗塞になる人は全く減っていないのですから。

勘違いしないでください。
薬を飲んで血圧・コレステロール・血糖が安定することが悪い事だと言っているのではありません。
とりあえずであったとしても、ほどほどなところでコントロールしておくことは重要です。

ただ、薬を使って血液データが安定していても、それは治っているのではなく、自分は「毎日借金をして生活している状態」だということを忘れないでほしいのです。

それは痛み止めも、かゆみ止めも、整体・整骨・カイロ・鍼灸、みんな同じです。これらすべて、とりあえず今見えている症状を消すのが目的ですから。
ただ、症状が消えたら、それで治ったと思っている人(医師・患者ともに)が多いのが問題です。その背後には大きな爆弾が残されたままですから。

積み重ねた借金を自己管理(朝一番尿のpH7.4+起床時体温36.5度)の努力せずに放置していれば、あとで大きなつけを払わされるのも自分自身、そして家族、そして「相互扶助」として国(税金)ですからね。
日本は全ての医療が自費じゃないから、大きな手術をしても健康保険で自腹がさほど痛まないから、借金をしているという感覚に繋がらないのも問題ですね。

自分の第一主治医は自分自身ですから、どんな道でも自分が反省しても後悔しない道を選んで進んでいるなら、どんな状況であっても何も問題はないと思います。
それが自由であり、個人主義なのですから。ただ大人の世界には、自由には常に自己責任が伴いますからね。
他人(医師・先生・親など)の言うことが正論であっても、全ての人に対する正解ではない、そう思っておいたらいいですね。


話がそれましたので戻します。
慢性感染=低体温です。
感染源は温かい体が嫌いです。冷たい体は感染源が過ごしやすく、感染源に乗っ取られている体です。

だからこそ、冷えに対して温活が大事なのは事実です。現代には、湯治以外に、岩盤浴・サウナなど、汗をかく場所がもいろいろありますね。
しかし、積極的に温活してはいけない人もいます。

それは温・冷といった温度にアレルギーがある人です。
温感覚にアレルギーのある人が使い捨てカイロを胸の前に貼ったら、気持ち悪くなります。そういう人は短時間しか入浴できなかったり、暖房で気持ち悪くなるかもしれません。
冷感覚にアレルギーのある人は、極度の寒がりでいくら温めても寒かったり、逆に冷たいものが大好きだったりします。

季節の変わり目には、適宜調べてもらいましょう。
温度(温・冷)、湿度(乾燥・湿気)、気圧(高気圧・低気圧)、この3つは避けられない引き金になりますから、アレルギーがあればエネルギーおよび実物の感覚でアレルギーを除去しておく必要があります。

日本はカビ天国、特に梅雨と冬季は空気中のカビ濃度が上がるとされています。結露が出ないよう、2重・3重サッシもありですね。
雨の降り始めにカビのにおいがするように、雨の日も空気中のカビ濃度が上がります。

屋外・屋内の空気中のカビ濃度が上がれば、自分の体内のカビ(真菌)も増殖し、活性化します。
これからの時期、真菌が騒げば、ウィルス感染(インフルエンザ・ヘルペス・帯状疱疹・新型コロナ・ノロ・ロタ・アデノなど)や、細菌感染(歯周病菌・肺炎球菌・ブドウ球菌・カンピロバクター・ピロリ菌など)を2次的に起こしますから、くれぐれも手洗い・うがい・マスクといった基本対策はもちろんのこと、十分な栄養と睡眠をとって、無理しないようご自愛ください。

体調に何か問題があっても、それは不快症状ではなく、身体が自分にイエローカードを出しているんだなと思って、ありがたくその意味を考える時間を作りましょう。
そしてくれぐれも、そのまま放置して突然レッドカードがこないようにひとりひとりが気を付けましょう。

斉藤 記



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